RTD特集
缶入りチューハイをはじめとするRTD(レディー・トゥー・ドリンク)市場に、さらなる追い風が吹いている。外出自粛による巣ごもり消費で、家庭内での飲酒が増加。加えて昨年10月の酒税改正で、競合分野のビール系新ジャンルが値上がりしたこともプラスに働く。商品面では、レモンサワーを中心に多様化や細分化が一層進み、高付加価値の商品も市場に根付き始めるなど、目が離せない状況だ。過去最大の市場規模更新に向け、21年もひた走る。(本特集内、ケースは250ml缶×24本換算)(丸山正和)
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◆RTD特集:追い風受け、さらに躍進 高付加価値品が浸透
酒類 2021.04.09缶入りチューハイをはじめとするRTD(レディー・トゥー・ドリンク)市場に、さらなる追い風が吹いている。外出自粛による巣ごもり消費で、家庭内での飲酒が増加。加えて昨年10月の酒税改正で、競合分野のビール系新ジャンルが値上がりしたこともプラスに働く。商品…続きを読む
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RTD特集:焼酎蔵元、卸も参戦 本格感を手軽に
酒類 2021.04.09RTD市場が成長を続ける中で、ビール大手などの既存メーカー以外も動き始めた。昨年から今年にかけ、九州の本格焼酎蔵元によるRTD商品の発売が目立つ。RTD化し幅広い層に手軽に楽しんでもらうことで、本格焼酎の奥深い世界への入口としたい考えだ。 本格麦焼…続きを読む
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RTD特集:キリンビール 定番3銘柄に重点 「発酵」軸の価値提案も
酒類 2021.04.09キリンビールはRTD事業で21年、「氷結」「麒麟特製レモンサワー」「本搾り」の定番3ブランドの継続育成を重点施策に掲げる。「氷結」をはじめとする定番銘柄への注力を続け3月には独自の高付加価値提案として世界初の発酵レモン果汁を使った「麒麟 発酵レモンサ…続きを読む
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RTD特集:サントリースピリッツ 外飲み層の獲得へ 事業計で17%増を計画
酒類 2021.04.09サントリースピリッツのRTD事業は21年、主力の「-196℃」計で前年比4%増の3893万ケース、「こだわり酒場のレモンサワー」(缶)で同43%増、「ほろよい」で同11%増と一層の拡大を狙う。これらに新商品を上乗せし、同社RTD(ノンアル含む)計で同…続きを読む
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RTD特集:宝酒造 焼酎ハイボール2商品 飲み応え5%辛口
酒類 2021.04.09宝酒造の20年(1~12月)のソフトアルコール飲料の販売数量は、前年比12%増(2849万ケース・250ml×24本換算)だった。販売数量の約7割を占めるタカラ「焼酎ハイボール」が、健康志向の高まりを受けた「糖質ゼロ」の訴求強化や20年10月の「第3…続きを読む
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RTD特集:サッポロビール 業務・家庭用連動加速 「濃いめ」「男梅」接点拡大
酒類 2021.04.09サッポロビールの21年RTD事業は、業務用・家庭用の両市場を連動させた活動を加速する。コロナ禍による外出自粛で“居酒屋”感が価値として受け入れられる動きに着目し、「濃いめのレモンサワー」「男梅サワー」の2ブランドの消費者接点を増やす。 21年は「濃…続きを読む
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RTD特集:アサヒビール 独自価値の訴求を 8年続過去最高目指す
酒類 2021.04.09アサヒビールのRTD事業は21年、「贅沢搾り」「樽ハイ倶楽部」「ザ・レモンクラフト」への集中投資を継続する。各ブランドの特色を生かし、コロナ影響で顕在化した生活者の意識変化に対応していく。ここ数年進める競合と一線を画す独自の価値訴求を強化することで主…続きを読む
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RTD特集:チョーヤ梅酒 「プレッソ」が健闘 ウメッシュ中心に注力
酒類 2021.04.09梅酒の総合メーカー・チョーヤ梅酒のRTDカテゴリー(ノンアルコールを除く)での20年(1~12月)の業況は、新製品の投入と家飲み需要の増加で堅調に推移。ケース換算(250ml×24本)で前年比6%増の約53万ケースとなった。 「The CHOYA …続きを読む
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RTD特集:コカ・コーラシステム 「檸檬堂」ブランド確立 今期も計画通り
酒類 2021.04.09コカ・コーラシステムの「檸檬堂」は20年、計画を上回る実績で着地。顕著な成長を示しRTD市場でのブランド確立に大きく貢献する1年となった。21年も檸檬堂らしいレモンサワーのおいしさと酒場の楽しさを訴求した展開を予定。新規・既存の両ユーザーへ、さらなる…続きを読む