阿部幸製菓は今期、「阿部幸プライド」を掲げ自社製品から製造現場まで全てのクオリティーを高め、基盤を強化していく方針を示す。米菓を主軸としながらも、M&Aによる事業領域の拡大で、海外や次世代の顧客獲得を見据えたブランディングを展開していく。 21年12月期は、巣ごもり需要で増加した前期実績を維持し前年並み。おつまみ需要増などで、同社主軸の柿の種バルクビジネスが好調。利益面では社内の業務改善が進み、生産性向上が図れたことなどで前年と同水準を維持した。
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2021年(1~12月)の米菓市場は、生産金額ベースで前年比2~3%減の2740億円前後で着地したとみられる。食品需給研究センター調べの生産量も2.2%の前年割れ。ただカテゴリーでは引き続き外出自粛で家飲み・宅飲みによ […]
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