包装米飯特集2023

包装米飯特集:23年度展望=日常食へ定着加速 価格と安定供給が課題

 市場の主役、いわゆる「パックご飯」の代名詞である無菌包装米飯の白飯は今後とも多食パック化が進んでいくとみられる。業界トップのサトウ食品はパックご飯の売上構成比で5食以上が6割を超えた。他社もほぼ同じ傾向で、23年1~8月のKSP-POSデータによると包装米飯の上位20アイテムの売上比率は金額ベースで69.2%に及ぶ。コロナ禍を経て日常食化がさらに加速していく中で自然な流れだ。
 現在、パックご飯は、「国民の大多数が年に数回食べている」のではなく、「一

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