機能性表示食品やトクホなど制度型健康食品は一大市場を形成し、各食品分野でも戦略カテゴリーとして地位を構築する。新型コロナ以降、さらに加速した健康・美容・免疫志向を背景に、さまざまな商品開発が進むが、いずれも多様化するニーズに対応すべく、極めて広範なシ…続きを読む
個人の体質などに合わせて調理するオーダーメード食「薬膳」は、その人の診断に豊富な臨床経験や勘を要するため、手軽に実践することが難しいとされるが、近い将来AIで簡単に提供できるようになるかもしれない。近年、腸内細菌研究の飛躍的進展により、薬膳を科学的な…続きを読む
機能性表示食品は23年、多様化がさらに進んだ健康ニーズに明確なヘルスクレームで対応した。市場規模は金額ベースで前年比2桁増で、5500億円を超える規模(本紙推定)に到達。一方、今春は小林製薬の紅麹(紅麹含有サプリメント)問題に端を発する機能性表示食品…続きを読む
特定保健用食品(トクホ)は91年の制度開始以降、制度型健康食品の代名詞として市場をけん引。近年では機能性表示食品の台頭によるカニバリや一部撤退などにより規模を縮小し、産業的側面からもいくつかの課題を抱えるが、信頼度の高い健康食品分野として一大市場を構…続きを読む
食を通じた健康生活に資する健康関連食品は、長く続く健康志向に加え、美容志向やコロナ以降さらに顕在化した免疫志向などに対応する付加価値市場として一大ジャンルを形成している。トクホ、機能性表示食品などのいわゆる制度型健康食品に加えて、素材由来の健康機能を…続きを読む
カゴメは、ソニーネットワークコミュニケーションズ子会社のヘルスケアスタートアップSOULA社と共同で「ナトカリプログラム」を開発した。同プログラムは、毎食のナトリウム(塩)とカリウムの摂取バランスを見える化し、ナトリウムの排せつを促す「カリウム」を意…続きを読む
TVで『異人たちとの夏』(88年)を見た。40代を迎えた主人公が12歳で死に別れた若い両親の幽霊と夏を過ごす。全盛期の浅草・国際劇場の向かいで育った脚本家・山田太一原作で、故郷への思いがあふれる▼片岡鶴太郎演じる父役が快演で、キャッチボールしながら息…続きを読む
正栄食品工業は4月23~24日、創業120周年を記念した「創業120周年記念展示会」を東京ドームシティプリズムホールで開催した。製菓・製パン、フードサービス、加工食品、メーカー、小売など2日間でおよそ3800人の来場者があり、会場は活気を見せた。 …続きを読む
日本政策金融公庫(日本公庫)国民生活事業は8日、能登半島地震による災害の影響を受けた石川県内企業の販路拡大支援を目的に、「石川県応援カタログ」を発行したと発表した。日本公庫のホームページに掲載するほか、全国の支店で配布している。 カタログには、ふく…続きを読む
digzyme(ディグザイム)は、独自のデータ解析技術およびライブラリを用いることで、酵素開発を迅速かつ効率的に行うサービスを提供する。同社は東京工業大学発のスタートアップ企業で、酵素の開発コンサルティング、酵素の設計・開発やライブラリの提供、酵素・…続きを読む