鶴味噌醸造は今春、価格改定を実施した。海外では合わせ味噌の「鶴」、米味噌の「亀」、麦味噌の「龍」などが特に好調だという。特に多い輸出先は中国とフランス。 中国では、味噌を使う文化が浸透し始めリピーターも多い。スープよりも手軽に作れる味噌汁に、注目が…続きを読む
ダイショーは昨年、新ビジョンとして「“楽しい味”で世界にプラスを。」を提示。前期はプロジェクトを立ち上げ、この具現化に取り組んできた。このほか前期は、生産、管理、営業といった部門間で、役員クラスのジョブローテーションを実施。部門の垣根を超えた交流が活…続きを読む
フンドーダイでは今、一押しシリーズの「革命のにんにくダレ」がじわじわと広がっているという。地域で見ると中四国まで配荷が進んだ。同シリーズは、地元企業と連携して開発した商品群。この事例の認知が上がるにつれ、熊本県内企業からのコラボ相談も出始めた。 古…続きを読む
宮島醤油では、前期売上げとして、エリア別で見ると東日本が堅調だったという。業態別では業務用が伸びた。商品では、今泉マユ子氏監修のフェーズフリー商品「まゆまゆHokkori玄米ごはん」を3品発売。このほか、地元唐津の唐辛子メーカーとコラボした「赤獅子ぽ…続きを読む
ヤマエ食品工業では、今夏稼働した調合濾(ろ)過工場で醤油加工品強化の環境が整った。生揚げ醤油を作れる点は大きな強み。社員の士気アップにもつながっている。また、国内外含め企業が見学に来る機会が増加。こうした視察の場を、今後の取引拡大へ向けた足掛かりにも…続きを読む
チョーコー醤油では、今期は3ヵ年中期計画の2年目となる。価格改定は今後の実施に向けて準備を進めているところだ。 商品で今特に注力するのが、「かけぽん」だ。ラインアップは、長崎県外向けの「ゆず醤油かけぽん」、県内向けの「かけぽん」、密封ボトルの「実生…続きを読む
マルヱ醤油では前期、価格改定を実施する中でカテゴリーごとに動きに違いがでたとみる。得意先業態では、インバウンド需要もあり業務用が堅調だったという。昨年は味噌の力シリーズ「ふるさとの朝」でパッケージを刷新。容量も、例えば「国産原料ふるさとの朝 あわせこ…続きを読む
富士甚醤油は今年9月、中核として育成する新ブランド「富士屋甚兵衛」をリリースする。これは、新工場稼働に伴い参入する紙パック分野の製品群。ブランドコンセプトは「調味料の原点回帰」だ。動物性原料は不使用。できるだけシンプルな原料で、自然なおいしさの調味料…続きを読む
ニビシ醤油は、自社で手間をかけ製造する姿勢を大切にする。鰹節の自社削り、椎茸やいりこのだし抽出などはその一例だ。ここを伝える意味の大きさを再認識しているところ。 最近の新商品「FUKUOKA CRAFT TSUYU 琥珀」は、良いきっかけになるとみ…続きを読む
フンドーキン醤油では前期「あまくておいしい醤油」、4年に一度発売する期間限定品「世界一木樽醤油」が堅調だった。味噌では従来から人気の生詰めタイプに加え、「あまくておいしいみそ」が広がり始めた。生詰めが定着している味噌市場で、すみ分けができているという…続きを読む