コメ不足から、今年は早々に24年産新米が売場に並び始めた。一等米比率が低下した昨年の反省から、各産地とも万全の暑さ対策を施してきたものの、異常気象や自然災害に翻弄(ほんろう)されているのも事実だ。半面、生産現場で新米の集荷合戦が繰り広げられ、価格が高…続きを読む
●健康ごはん食を提言 コメを切り口にした健康食育を広める柏原ゆきよ氏(管理栄養士)が代表理事を務める日本健康食育協会は、日本ヘルスケア協会・プラネタリーヘルスイニシアチブと共同で「日本をお米で元気にするプロジェクト」を始動。そこで、「ごはん食」が持…続きを読む
●非常時に役立つ「パックご飯」を 神明グループでパックご飯を展開するウーケは、非常時に役立つ災害食の商品開発を強化している。富山県入善町に本拠を置く同社は、1月1日の能登半島地震で工場の配管が被害を受け、社員一丸となって生産再開に努めると同時に、被…続きを読む
●購買意欲を品不足喚起 マーチャンダンジング・オンの「RDS-POS」で、コメと米粉の昨年9月から直近8月の販売状況を調べてみた。 この間の精米販売金額は前年比29.3%増、数量で同15.4%増と大幅拡大。月別販売金額の推移では、今年に入って顕著…続きを読む
新潟県を中心に地域に密着した食品原料、農業資材、米穀を取り扱う総合商社の神山物産の米穀事業は前5月期、前年比15.1%増となる135億0600万円だった。昨年の猛暑による県内のコメ不作が業績への強い逆風になると思われていたものの、コロナ禍からの外食産…続きを読む
千田みずほは、主食用米の精米事業に加え、新潟にも工場を設置し、日本酒や和菓子、味噌、米菓、もちなどの原料米を供給する原料事業を展開している。 グループ企業ジャンボリアの米飯加工事業も併せ、千田グループとして関東圏中心にコメ関連事業を幅広く展開してい…続きを読む
コメの一貫メーカー・ミツハシは、原料米の仕入れから生産、品質管理、販売までを自社で行うとともに、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品などコメに関する商品をすべて取り扱っている。キユーピーから草加デリカの事業を譲り受けるなど事業領域拡大にも積極…続きを読む
幸南食糧は大阪に本拠を置く有力米穀企業で、コメ卸に加え、レトルト製法によるパックご飯とおかゆ、冷凍米飯などを展開するコメ加工品の2本柱で展開している。中でもパックご飯が自然災害に備えた備蓄需要とコメ不足に対応した精米代替需要でフル生産となり、8月売上…続きを読む
木徳神糧の24年12月期第2四半期は、売上高で前年比4.1%増の591億9000万円、営業利益で同22%減の10億5900万円、経常利益で同18%減の11億7200万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同15.2%減の8億3100万円の増収減益となっ…続きを読む
全農パールライスは前期(3月期決算)、行政対応を含む新規取引先の獲得に加え、原料価格上昇やコスト増加分の販売価格への転嫁に積極的に努め、販売単価が引き上げられたことで、売上高は前年比16.5%増の1197億3700万円。営業利益は同4%増の10億91…続きを読む