【長野発】長野県缶詰協会によると、2024年の県産果実は酷暑や集中豪雨、病害虫の発生などで多くが作柄不良となった。特に加工(ジュース)用トマトは収穫量が4194tと前年を21.6%下回る「過去最悪に近い結果」(同協会)で、長引く生産減に拍車がかかった…続きを読む
◇青果=人手不足 ●パッケージ加工作業も 岐阜市の青果仲卸、カネ井青果は24年2月から既存の冷蔵施設「安八低温物流センター」(岐阜県安八町)に続く2ヵ所目の「羽島低温物流センター」(同県羽島市)を稼働させた。低温物流での直送体制を強化するとともに…続きを読む
◇鮮魚=価格転嫁 ●ブリでシェア10%目指す 漁獲・養殖から加工、営業販売までを一気通貫で手掛ける三重県尾鷲市の尾鷲物産は4月から国内最大級の製氷能力を持つ製氷設備の稼働を開始した。空気パイプで各工場と直結。氷を作業現場まで運ぶ手間がなく、生産性…続きを読む
◆安定供給・地産地消 卸・メーカーの施策・方針 昨年の「令和の米騒動」を機に国産の農作物の安定供給を危惧する声が強くなっている。今回、中部地区の卸やメーカーらの安定供給に関する施策を紹介し、今後の指針を探る。(宇佐見勇一) * *…続きを読む
農林水産省は16日、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州からの生きた家きん、リオグランデ・ド・スル州モンテネグロ市からの鶏肉など家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入の一時停止措置を講じた。19日公表した。同市の家きん飼養施設で高病原性鳥インフルエンザの発生…続きを読む
農林水産省は16日、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州からの生きた家きん、リオグランデ・ド・スル州モンテネグロ市からの鶏肉など家きん肉、食用生鮮殻付卵等の輸入の一時停止措置を講じた。19日公表した。(本宮康博) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
●国産トマト収量減に危機感 【中部】加工用トマトはトマトケチャップの主原料だが、国産加工用トマトの生産量は全体の約5%しかないといわれている。その栽培のルーツが実は愛知県にある。愛知県加工用トマト拡大協議会は、国産および同県産加工用トマトの収量減に…続きを読む
【東北】宮城県特産の養殖銀ザケの水揚げが始まっている。仙台市中央卸売市場に8日、南三陸町や女川町、石巻市などで養殖された銀ザケ約1.5tが入荷。地元水産卸の仙台水産や宮城県漁業協同組合(県漁協)らが試食会を開き、旬の味覚をPRした。 出足の入荷量は…続きを読む
【東北】国産ジビエ認証施設に、宮城県大崎市岩出山の合同会社ジビエの郷おおさきが運営する食肉処理施設「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」が4月25日認証された。同認証制度は2018年5月に、安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図る目的で…続きを読む
ニッスイの姫路総合工場は4月19日、兵庫県姫路市の「こうでら健康の森」にある「ニッスイの森」の森林保全活動を実施した。海洋生物の多様性は水源である森林の環境と密接に関わっており、水源涵養機能を守ることは海の恵みを享受して事業を行う同社グループにとって…続きを読む