森永乳業の24年度デザート部門売上高は、前年比2桁増で好調に推移した。中でも、「焼プリン」はブランド計で同30%増を達成。昨秋投入した「同発酵バターキャラメル」が新規ユーザー獲得などに貢献した。25年下期は同品投入から1年がたつため、真価が問われる勝…続きを読む
雪印メグミルクは25年度、チルドデザート市場売上げナンバーワンである「クリーム&」シリーズで、3品体制での訴求を進める。創業100周年を記念した新商品として「濃いとろくちどけプリン」も上市し、チルドデザート市場のトップランナーとしてさらなる活性化への…続きを読む
アイエー・フーズは24年の発売以来「凍らせて食べるちいさなアイスゼリー」の売れ行きが倍増で推移しており、25年も大きな伸長を期待する。ラインアップにはアイスで人気のフレーバー、バニラとカフェモカを新たに投入した。フルーツタイプのレパートリー提案もあっ…続きを読む
マンナンライフはコンニャクゼリーの主力ブランド「蒟蒻畑」の販売に注力し、安定した売上げを目指す。25年度は人気が根強い「蒟蒻畑塩レモン味」「同うめ味」の2品を3~8月の期間限定で投入した。過去の実績でも購入率が高い2アイテムに大きく期待を寄せる。 …続きを読む
ハウス食品のデザート製品群は昨年12月までで全体(出荷金額)が前年比1.5%減となった。「プリンミクス」などのパウダーデザート製品は同1.5%増と伸長したが「フルーチェ」が同2.6%減の実績。パウダーデザート製品は製造拠点の移管により量販店向け製品を…続きを読む
マルハニチロは25年度、基幹アイテム「フルティシエ ちょっと贅沢」シリーズで、季節品を充実。新規性の高いフレーバーなどで、市場の活性化を進める。新商品として、スパウトパウチゼリー2品も上市し、暑い夏が予想されるハイシーズンへ向けて、安定供給を固める。…続きを読む
ドライゼリー市場シェアトップのたらみは25年春、カップゼリーに新たなラインアップを加えた。話題のトレンドデザートを手軽に楽しめる「たらみDesert」シリーズとして、第1弾に台湾の人気スイーツ2品を再現。嗜好(しこう)性に注力したアイテム展開で、カッ…続きを読む
24年のチルドデザート市場は、前年を2~3%程度上回ったもようだ。春先に江崎グリコがシステム障害のため、チルド商品の出荷ができない状況にあったものの、他メーカー商品がその穴を埋め、市場自体は縮小することなく推移した。プリン、ゼリーに加え、アジアン系ス…続きを読む
24年の国内スイーツ市場は、23年から約3%強の増加となる1兆4500億円前後(本紙推定)で着地し、3年連続で回復した。23年下期からの人流増やイベント再開がさらに加速し、自宅内以外での喫食機会が増加。特に外食・土産分野での需要増による伸長が目立った…続きを読む
24年の常温(ドライ)ゼリー市場は、ほぼ横ばいで推移したとされるが、メーカーによっては前年比2~5%増ほどで伸長したという肌感覚が強いようだ。年初の価格改定で消費意欲の減退が危ぶまれたものの、年間を通じての高温などで需要が拡大。フルーツ果実をそのまま…続きを読む