11月度の小売業の販売動向は各業態ともおおむね好調を持続したものの、業態や企業によって開きが出た。上げ幅が大きかった百貨店やSCは訪日客やブラックフライデーなど販促企画、気温の低下で冬物衣料が動き出したため。一方、CVSはほぼ前年並みだった。SMは、…続きを読む
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の調べによると、22年度の国内のフランチャイズチェーンの売上高は26兆9879億円、前年比4.3%増だった。新型コロナウイルスの影響による行動制限が緩和されたのを追い風に、2年連続でプラスを確保し、上げ幅も前年…続きを読む
カスミが23年7月に実施した販促施策の転換は、直後の2ヵ月で既存店売上げを12~13%落とす痛みを伴った。9月以降は回復に転じているものの、直近11月も6.9%減とまだ道半ばだ。木・日曜日配布の10%割引クーポンや、曜日別のカテゴリー割引など定着して…続きを読む
●持続可能社会実現へ 2023年を振り返ると、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5月に5類へと引き下げられ、行動制限の解除に伴い社会経済活動は正常化に向かいました。景気は緩やかに回復していく一方、資源価格の高止まりや円…続きを読む
24年もわれわれスーパーマーケット産業は問題が山積みで、政府からもさまざまな課題が示され、経済・経済・経済と結果だけを求められることに少し違和感を覚えますが、一つ一つ丁寧に話し合っていかなければなりません。そのためにもわれわれも他の団体と一丸となり力…続きを読む
ビッグ・エーは来期からの3ヵ年で全店を改装し、22~23年にかけて確立した新モデルに切り替える。狙いは売上げ増だけではない。三浦弘社長は「ディスカウントストア(DS)の安かろう・悪かろうのイメージを払拭し、ヒトの採用・定着率を高めたい」という。(宮川…続きを読む
イズミは広島市に本拠地をおく小売業。直営の出店では、九州では大型店を中心に出店を拡大。現在、同社売上構成比の半分近くを九州が占める。2024年1月1日現在、グループ企業店舗を含めると現在九州では、ゆめタウン20店舗、ゆめモール2店舗、ゆめマート60店…続きを読む
●人財育成で未来づくり 謹んで新年のごあいさつを申し上げます。日ごろからエフコープの活動と事業にお力添えいただいている皆さまに、心から厚く御礼申し上げます。 2023年は、エフコープ設立40周年という大きな節目の一年でした。組合員数は56万人を超…続きを読む
●挑戦続け選ばれる店に 工夫凝らし魅力ある売場へ 九州における小売業の動向として、最近特に話題を集めたのがロピア初上陸だ。昨年6月の博多ヨドバシ店を皮切りに、福岡新宮店、北九州リバーウォーク店、筑紫野シュロアモール店とハイペースで出店を重ねてきた。…続きを読む
◆業態・PB開発活発化 ドラッグストア(DgS)業界は24年、アフターコロナで消費環境が新たな局面に移る中、変化対応力が問われる。コロナ禍に内食需要で伸長し、DgSでの食品の役割はワンストップショッピングの機能を実現する上で重要な役割を果たした。そ…続きを読む