バレンタインのチョコレート需要は、購入目的を多様化させつつ拡大を続けている。女性から男性へのギフトという習慣は残しつつ、21世紀以降は女性同士で贈り合う「友チョコ」や「シェアチョコ」が広く浸透した。ここ数年は、自身へのご褒美需要の掘り起こしが進み、と…続きを読む
キリンビールは25年、酒類の未来に向けたイノベーション創出に挑む。主力ビールの「一番搾り」で通年型新商品「同ホワイトビール」を投入し、新規ユーザーの獲得を進めるほか、昨年ヒットした「晴れ風」は業務用での展開をスタートするとともに社会貢献活動の対象の幅を…続きを読む
2025年の製パン業界は原材料価格、人件費・物流費の上昇や人手不足などの諸課題への対応を急ぐ。16日、東京都内で開催された日本パン工業会会見で飯島延浩会長は、原材料価格高騰への対応として25年1月に各社が実施した価格改定について「節約志向・低価格志向…続きを読む
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)に加盟するCVS7社は、南海トラフ地震など大規模災害に備え、食品などを使いながら買い足していくローリングストックの啓発で協力して進める。各社のXで情報発信するほか、店舗でポスターや店内放送など共通ツールも検討す…続きを読む
味の素冷凍食品の春季販売戦略は、主力「ギョーザ」に「AJINOMOTO」を冠して売場での視認性を向上し、冷凍ギョウザ市場でのさらなる拡大を目指す。独自技術で、昨春の改良品から約2倍きれいにはがれて焼けるよう品質面も向上させた。「AJINOMOTOギョ…続きを読む
政府は10日、農林水産物・食品の輸出拡大のための関係閣僚会議を開き、新たな政策の柱として「食品産業の海外展開」「インバウンドによる食関連消費の拡大」の2点を掲げた。これらと従来政策である「海外需要の拡大」「供給力の向上」などとの相乗効果を通じて“海外…続きを読む
全国豆腐連合会によると、世界大豆の需給予測値は先月からの大幅な変更はないもよう。12月のシカゴ相場は1ブッシェル9.85ドル近辺から始まり、最終的に9.87ドルほどの引けとなった。 米国農務省の12月の発表によると、米国産大豆の予測値は供給面、需要…続きを読む
●茶農家存続、価値向上貢献を 日本人の味覚に合った「和紅茶」を--。味の素AGFは、丸新柴本製茶(静岡県牧之原市)と共同で、同社として初となるオリジナルの日本の紅茶葉(和紅茶)の試作製造を開始した。海外産紅茶とは異なる「華やかで香り高く、すっきりし…続きを読む
一正蒲鉾(新潟市)は22日に創業60周年を迎える。1965年の創業以来、売れ筋ナンバーワンのカニかま「サラダスティック」などで水産練り製品業界トップクラスのシェアを獲得してきた同社。惣菜事業、きのこ事業、サプリメント販売などに事業領域を拡大し、近年は…続きを読む
24年に国連WFP協会に寄せられた寄付金額は、およそ26億円となる見込みだ。集まった寄付金は同協会を通じてWFP国連世界食糧計画ローマ本部へ送金された後、支援を必要としている人々に確実に届けられている。現在、世界の飢餓人口は7億5000万人を超え、深…続きを読む