2023年はロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、イスラエルとパレスチナの問題など、世界が大きな人道的危機に直面した一年でございました。この紛争で苦難を強いられている人々のためにも一日も早い終戦を切望しております。国内では、新型コロナウイルス感染症…続きを読む
昨年は不安定な国際情勢や異常気象、原材料や資源価格の高騰などに翻弄された一年となりましたが、同時に、コロナ禍で控えられていた活動や人流が再開し、社会・経済活動の力強い回復の兆しが見えてきた一年でもありました。 このような中、創業90周年を迎えた当社…続きを読む
昨年は、当社のフラッグシップコーヒー「トアルコ トラジャ」が発売45周年を迎えたほか、家庭用主力商品のリブランディング、海外でのブランドショップのオープンなど、さまざまな取り組みを行いました。これもひとえに、皆さまのご支援のたまものであり、深く感謝申…続きを読む
ここ数年、食品メーカーにとって重要な原材料である農産物の価格高騰や資材費の上昇により、非常に難しい事業環境が続いております。 当社においても、主要原材料であるトマト・ニンジン・リンゴ・オレンジなどの農産物原料の世界的な高騰に加え、資材費などの上昇が…続きを読む
新たな年が幕を開けました。世界はようやくパンデミックの混乱期を抜けつつありますが、地政学的な緊張の高まりに伴う人々の分断が続いています。先行きに不透明感が残る混迷の時代であっても2024年は、花王にとって特別な年になります。私たちが目指すパーパスであ…続きを読む
わが国の経済は経済界の皆さまのご尽力もあり、100兆円規模に達しつつある国内投資、3.5%を超える賃上げの双方において、実に30年ぶりの高水準を示しているところであり、成長と改革の方向に向かう「潮目の変化」ともいうべき兆しが生じています。 これは、…続きを読む
昨年を振り返りますと、国際情勢の緊張度が一段と高まり、世界経済そのものが減速傾向に入ったと認識しています。米欧の物価推移、金融政策の行方、さらに中国の成長力など、いずれも重要なファクターであり、景況全体、輸出や調達にどのような影響をおよぼすのか注視し…続きを読む
振り返りますと昨年は、私たちが長年待ち望んだ決定がありました。総務省の「日本標準産業分類」が改定され、「食料品スーパーマーケット」の分類が今年から新たに設けられます。紀ノ國屋さんがセルフサービス方式販売を導入してから70年、ようやく「業」として認めら…続きを読む
24年は欧米の金融引き締め、中国経済の不確実性などによる海外経済の下振れリスク、そして各地の紛争などが世界的な経済活動に大きな影響を与える可能性がある中で、国・地域ごとの経済環境を注視して日本経済への影響度をはかる必要があります。また国内においても、…続きを読む
1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の方へお悔やみ申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。今年のえと「甲辰(きのえ・たつ)」は、「春の日差しが、あまねく成長…続きを読む