「主食改革」を掲げ、健康的な「麦ご飯」「雑穀ご飯」の普及と連動してコメの消費活性化を目指す、はくばく。「コメ不足」が叫ばれた夏以降、「もち麦」が大きく伸びている。 背景は、「もち麦」を白米に足して食べることによる「かさ増し需要」の認知拡大。「もち麦…続きを読む
米どころ宮城県に本拠を置くタカショクは、玄米食に特化した特殊加工設備を設置し、玄米の殺卵殺菌装置や切削精米機、分づき精米機を備え、新たなコメの価値づくりに取り組んでいる。 中でも、おいしさと健康を兼備した玄米食専用巨大胚芽品種「金のいぶき」の扱いに…続きを読む
ファンケルの「発芽米」は、発芽玄米のトップ商品として順調に売上げが拡大している。 今期は、チャネルごとの情報発信強化による新規ユーザーが増加し、第1四半期の売上げは前年比2.2%増の4億7300万円となった。 販売チャネルは、自社通販と直営店で構…続きを読む
アイリスオーヤマグループで食品事業を展開するアイリスフーズは、パックご飯を含めたコメ関連と飲料水の2本柱で展開している。西日本の生産拠点・鳥栖工場(佐賀県)を7月竣工させ、パックご飯と炭酸水の製造をスタート。地震や台風による備蓄需要や、コメ不足による…続きを読む
東洋ライスは、独自精米技術を活用した健康米に注力している。うち「金芽ロウカット玄米(ロウカット玄米)」は6年連続POSデータ(KSP-POS)で、玄米カテゴリーの首位を達成した。玄米の食べにくさや炊飯しにくさなどの原因である玄米表面を覆うロウ層を均等…続きを読む
農林水産省によると、2024年産水稲の8月15日現在の作柄概況は、「良」1県、「やや良」11道府県、「平年並み」31都府県、「やや不良」3県。主産地では、「良」が青森県、これを除く東北各県と北海道が「やや良」、新潟のほか北陸など多くの府県で「平年並み…続きを読む
コメビジネスを取り巻く環境は、需要減から需要増、コメ余りからコメ不足、安値から高値へと状況が劇的に変化、業界はもとより消費者までが翻弄(ほんろう)されている。農林水産省公表「コメの基本指針」では、6月までの年間需要実績が702万tに上り、3月の需要量…続きを読む
●高値に拍車掛かり家計直撃 新米の季節が到来したが、8月に売場からコメが消える異常事態に陥ったことで、高値に拍車が掛かり、家計を直撃し始めた。産地が卸業者に販売する相対取引価格(60kg当たり・全銘柄平均)は8月、前月から507円高い1万6133円…続きを読む
◆23年は450億円規模に 国内プラントベースフード(PBF)市場では第2次成長期へ向けた助走局面を迎えているが、第1次成長期でみえた“課題”と“伸びしろ”に対し、どうアプローチを進めていくかが重要となる。全方位的な価格改定(値上げ)の定着、訪日外…続きを読む
●植物性原料の新テイスト 池田糖化工業は、“PBFをよりおいしくしたい”という思いを込めて昨年3月から業務用プラントベース製品の素材ブランド「プラントdeリッチ」を発売しているが、同ブランドに植物性原料でキャラメル味を付与する素材「キャラメルテイス…続きを読む