●高付加価値商品を強化 寿がきや食品の前期(24年3月期)のつゆカテゴリーの業績は昨年8月の価格改定の影響を受け、前年同様に苦戦が続く。そこで今秋冬に向け、市場動向を見極めながら販売商品の見直しなどを行い、地域の厳選した素材を使ったつゆなどの高付加…続きを読む
●東日本の売上げ絶好調 ヒガシマル醤油の看板商品「うどんスープ」が4月、発売60周年を迎えた。今季はつゆ新商品を出さず、だし感を高めてうまみを強く感じられる改良を施した「うどんスープ」「めんスープ4倍濃縮」の提案を強化し、周年イベントで「うどんスー…続きを読む
●うどん用に高付加価値 キッコーマン食品は豚肉のうまみとたっぷりの具材にこだわった「具麺Rich」を2月から発売している。うどん用の人気のバラエティーつゆで高付加価値化。新規需要を得て市場を活性化する。既存のつゆ売上げは値上げ後の苦戦から回復。「濃…続きを読む
●ラーメン風で購買喚起 ヤマサ醤油は2月から「鶏がら煮干」といったラーメン風そうめんつゆの「麺屋一杯」を発売し、配荷は順調と好スタートを切っている。5月にポップアップショップを開くなどし、市場で手薄なそうめんの購買喚起に注力する。 「麺屋一杯」は…続きを読む
エバラ食品工業は2月から「プチッとうどんプラス 具入り牛すき焼うどん」を発売した。23年は「プチッとうどん 明太子うどん」のインパクトあるTVCMの効果もあって、シリーズ全体で前年超えを果たした。「明太子うどん」は通年で売場に定着。シリーズの店頭展開…続きを読む
●コクの強い金ごま投入 にんべんは、付加価値商材のゴールドシリーズが好調に推移している。22年のゴールドシリーズのストレートタイプ売上げは17年比で約24%増。伸長率は5年で2倍以上となって、大幅に伸ばしている。 新商品は「ゴールドつゆ金ごま30…続きを読む
●売場で存在感アップへ ヤマキは今期、「極撰めんつゆ300ml」と「極撰蕎麦つゆ 300ml」のパッケージデザインをリニューアルした。こだわりの“原材料の国内製造”を強調する。デザインはゴールドを基調にして高級感を持たせた。売場での存在感アップにつ…続きを読む
めんつゆ市場は、今期も春に意欲的な新商品が揃い、夏の需要期を迎えた。暑さで食欲が減退する夏は、清涼感のある冷たい麺メニューが好まれ、専用のストレートつゆのハイシーズン。小分けつゆでの開発競争が今年も激しく、単価アップも望める具入りでの価値訴求が進む。…続きを読む
●若年層へ汎用アピール Mizkanは2月から「中華蕎麦とみ田監修 濃厚豚骨魚介まぜ麺の素」「札幌味噌拉麺専門店けやき監修 札幌味噌まぜ麺の素」を発売し、好調に配荷を増やしている。販売順調な「追いがつおつゆ」はリニューアル発売し、「大好きだし。麺と…続きを読む
●年間20億食はキープ 家庭用焼そばが急伸 日本冷凍めん協会が毎年実施している冷凍麺年間生産食数調査の結果レポートがこのほど公表された。同協会によると23年(1~12月)の総生産食数は、20億2426万食(前年比1.0%増)とわずかながら前年を上回ると…続きを読む