漬物市場は価格の適正化と、選ばれるための価値訴求に取り組んでいる。新米が出回り端境期のコメ不足が回復しつつある現在、コメの値上げが話題だ。高止まりによるコメ食離れの加速が予想でき、同時に「コメと合う」漬物の消費減も懸念される。厚生労働省の毎月勤労統計…続きを読む
国内最大のエノキ茸産地、長野県中野市でなめ茸やはるさめなどを手掛ける信濃産業。「昨年は11月中旬からエノキ不足が起きたが、今年は温暖で鍋物関連の動きがまだ鈍く、何とか間に合っている状況」(同社)だ。「ただ、エノキの生産環境は改善しておらず、鍋需要が本…続きを読む
ナガノトマトは、プラスチック製ボトル容器「なめ茸ボトル入り」のシェアアップを目指す。 ボトルタイプの上期売れ行きは、前年と比べて210gタイプが横ばいで270gタイプが微減。コラボ商品「岩下の新生姜入りなめ茸」が好調なことから、「新しいコラボも検討…続きを読む
なめ茸市場でトップシェアを誇る、テーブルランド。今秋冬期は、プラスチック製ボトル容器の新商品「とろ~りなめ茸」を9月に発売した。立ち上がりは順調で、先行展開している「ボトル入りなめ茸」と併せ、プラ容器製品の販売強化を進める。 4~9月のなめ茸カテゴ…続きを読む
量販店など一般市場向けになめ茸製品を手掛ける主要メーカーは長野県に集中しており、これら各社がカテゴリー市場に占めるシェアは90%以上に及ぶ。長野県缶詰協会がまとめた2023年度(23年4月~24年3月)のなめ茸製造量(会員5社の実績合計)は72万79…続きを読む
●安値脱却かなわず撤退受け テーブルランド(TBL)は9月、プラスチック製ボトル容器の新商品「とろ~りなめ茸」(150g)を発売した。食べる際にスプーンなどが不要で、「ポン!とあけてサッ!とかける」利便性を訴求。容器は、消費者になじみ深いなめ茸の偏…続きを読む
「ご飯のお供」を代表する、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘じょっぱく味付けしたポピュラーな味わい、買い求めやすい価格などを武器に、半世紀以上にわたって家庭の食卓を中心に親しまれている。その定番に、変革期が訪れている。 転換点となりつつあるのは、プラ…続きを読む
清酒メーカーは、純金箔(きんぱく)入りや飲み比べが楽しめるセットなど、年末年始を彩る歳暮セットを提案している。 月桂冠は、計5アイテムの歳暮ギフトセットを用意している。このうち、「純米大吟醸・本醸造純金箔入セット」と「大吟醸・本醸造純金箔入セット」…続きを読む
関西の老舗菓子メーカー4社は歳暮・冬ギフトとして、看板商品に季節感あふれる商品を合わせた詰め合わせや、秋冬にぴったりな素材を使った商品を提案する。 叶匠壽庵の一押しは、人気の詰め合わせ「冬ハレ」。代表銘菓「あも」を中心に、アズキの煮汁を加え、丁寧に…続きを読む
ハム・ソーセージギフトは二極化対応を強化している。若年層の取り込みに向けて、手頃な価格帯の商品をラインアップする一方で、こだわりの高価格帯商品も展開している。 日本ハムは、幅広いラインアップでシニアを中心としたへービーユーザーの確保だけでなく、若年…続きを読む