生麺・冷凍麺市場は、需要喚起に向けた積極的な活動が行われていきそうだ。生麺・冷凍麺は、2020年からのコロナ禍の内食需要の高まりを背景に、おいしさ、簡便性などの価値が見直され、新規需要の獲得、リピーターの増加などで大きく伸長した。コロナ禍の中でも22…続きを読む
●商品の幅で市場活性化へ 五木食品の歴史の始まりは「山住屋」。この名前で、1878年に熊本市古桶屋町で製粉、製麺業としてスタートした。現在同社は、乾麺、棒状麺、包装麺(LL麺)というくくりでの商品が充実し、麺類の総合商品メーカーとしてのポジションを…続きを読む
●仕掛けにレシピコンテスト 南島原市では、そうめん産地の現状について、価格改定が定着したことに加え、いまだ商品の引き合いが堅調な分、取引価格は上昇しているという。メーカーサイドでも、若年層の意識変化から働き方改革が進み、休日の増加が目立ち始めた。結…続きを読む
半田手延べそうめんの今年度の生産量は前年並みの40万箱が見込まれる。主力商品の「入魂」は前年比微増の出荷となり、好評を得ている。また、新型コロナも明け、各種イベントへの半田そうめんの提供やホームページの改良による利便性の向上、SNSの積極活用で新規需…続きを読む
淡路そうめんの生産量は前年比微増の5200~5300箱となりそうだ。生産者の高齢化や気候変動により生産力の低下が否めない中、無駄を洗い出し、生産の効率化を図っていく。組合の主力商品「淡路ぬーどる」は人気が高まっており、物量も新型コロナ以前の水準に戻り…続きを読む
小豆島手延素麺協同組合は昨年12月に同組合のホームページで香川県産小麦を100%使用した「島の夢」の販売を開始した。素材から製法までこだわっており、今後は小豆島内や高松市への販路拡大を目指す。一方、「島の光」の人気も高い。伊藤雄二理事長は今年、9万箱…続きを読む
●新商品の開発・提案へ よし井の23年9月期は利益改善に努める一年となった。おおむね期初見通し通りの推移をたどり、吉井雅之社長は「売上げは多少満足に欠けるものとなったが、その他の部分は目標としていた水準に達した」と話す。また、数年をかけ行ってきた商…続きを読む
●アソートなどコラボも 巽製粉は1877年の創業で、製粉事業(現在は製粉事業から撤退)から始まり、現在は三輪地区で製パン・製麺事業を手掛けている。ギフトに強みを持っていたが、消費者ニーズの変化に伴い、「内麦(国産小麦粉)を重視」「便利な個包装ギフト…続きを読む
●9年目の色撫子が好評 池利は今年で174年目を迎える三輪地区大手の手延べ麺老舗企業で、三輪組合からの購入および自社工場で生産したそうめんを販売している。また、池田利一会長は奈良県三輪素麺販売協議会会長でもあり業界の発展に努めている。また、GIマー…続きを読む
●業務用提案で商機探る マル勝高田商店は「伝統とは守ることではなく、挑み続けること」を理念に時代ごとの人々の食生活、志向に応え、四季を通じ楽しめる商品開発やメニューの提案に挑戦してきた。そうめんの新たな価値を創造する「市場改革」、技術・品質のさらな…続きを読む