●「みわのにじ」など多彩 三輪そうめん小西は1905年(明治38年)創業の老舗企業。24年12月期の業績見通しは前年並みを予想する。従来の需要家にとどまらず新規ファンの獲得へまい進し、創業120周年を目指す。扱いメーンのギフト向けだけではなく、単品…続きを読む
三輪そうめんの有力販売業者らにより03年に設立された奈良県三輪素麺販売協議会は、自主基準の制定や監視委員会の設置、厳格な品質管理などの施策で、三輪手延そうめんブランドの信頼性・品質の向上に努めてきた。現在も常に5年先、10年先の三輪そうめんのあるべき…続きを読む
奈良県三輪素麺工業協同組合の小西幸夫理事長は地域一丸となった三輪そうめんの認知拡大に一定の手応えを感じている。市や金融機関のバックアップなど産・官・金が一体となった協力体制もいよいよ深化の度合いが強まり、生産面でも三輪地区全体が未来を見据え、増産体制…続きを読む
●新たなユーザー獲得へ 菅哉物産は「揖保乃糸」のギフト商品を中心に扱う大手企業で、同ブランドの製麺、単品加工、販売のすべてを行う企業は播州で珍しい。三位一体の総合力をベースに一味違った商品を企画し、新たな購買層の開拓を進めている。同時に、業界に先駆…続きを読む
●「小神」は認知度拡大中 イトメンは播州地区で即席麺、乾麺、手延べ麺をすべて製造する唯一の総合麺メーカーであるとともに、同地区最大の手延べ麺生産量を誇る。直販を主体に、そうめんのほか手延べラーメンなど多くの秀でた商品を扱っている。24年3月期の手延…続きを読む
●揖保乃糸の価値訴求も 喜多村は揖保乃糸の「黒帯(特級)」「三神」「縒つむぎ」などのギフトを主体に業容を展開しており、単品は全体の5%ほど。1925年に揖保乃糸を百貨店の中元ギフトとして初めて販売したのは同社で、手延べそうめんのギフト市場の先駆者で…続きを読む
兵庫県手延素麺協同組合の生産量は前年比1~2%減の103万~104万箱(1箱18kg)となった。需要に対し十分に供給可能な体制を取るとともに、価格に対しても昨年度改定分の浸透を見守る姿勢だ。「手延ラーメン」など新商材の拡販に努め、国内にとどまらず海外…続きを読む
●徳用は適量で販売拡大 讃岐物産の23年12月期売上高は前年比11%増となった。販売量も同3%増となり、「23年度は無理して売上げを追わず、前年比3%増の計画を目指す」(弓削道明社長)という当初の計画通りに推移した。この数年を振り返ると、20年度は…続きを読む
●今後は輸出比率アップ さぬきシセイは2月1日にこだわりの新商品「贅沢なおうどん」の発売を開始した。「うどんらしいうどん」「毎日食べても飽きない!」をコンセプトに、乾麺では難しいといわれていた「もっちり感のあるコシ」「つやつやでつるつるした喉ごし」…続きを読む
●日清製粉と取組み深化 川田製麺は2月、新商品の「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐そうめん 400g」「川田製麺 国内麦小麦粉使用 讃岐ひやむぎ 400g」をラインアップに加えた。いずれも日清製粉ウェルナとの共同取り組みで生まれた逸品だ。「川田製麺…続きを読む