全国46組合781社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味)によると、23年通期(1~12月)の出荷量は36万5229tで前年比2.4%減だった。昨年5月の新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行で外食産業やインバウンド需要の回復が見ら…続きを読む
23年の味噌市場では各社が値上げを実施したが、原料大豆のシカゴ相場の高止まりや円安、包装資材や人件費などによるコスト高は続いている。物流の2024年問題や添加物不使用表示ガイドラインの適用など、対処すべき課題も多い。人口減少に伴う国内需要の縮小が避け…続きを読む
マルトSC城東店(いわき市)が2月16日、リニューアルオープンした。初年度の年商は約24億円を見込んでいる。シニアから若いファミリー層まで幅広い世代が利用する市内中心部に立地。グロサリー売場を拡大して新たなカテゴリーの商品を取り入れたほか、トレンドの…続きを読む
福島、茨城で水揚げされる“常磐もの”と呼ばれる水産物の評価が高まっている。経済産業省などの実行委員が主導する「ごひいき!三陸常磐キャンペーン」により、全国的に消費が拡大した。ヒラメなど一部の魚は、単価が前年を上まわった。地元の水産物の魅力を発信してき…続きを読む
イオン東北は、トップバリュなどのPBを軸とした商品戦略を推進する。相次ぐ食品の値上げや燃料費の高騰に伴う消費者の節約志向に対応し、コストリーダーシップが狙えるベストプライスを重視するとともに、メーンブランドである赤色ラベルのトップバリュで新商品の提案…続きを読む
●「おいしさのワケ」重点施策に コープ東北サンネット事業連合のみやぎ生活協同組合は、昨年9月に開始した新たな取組み「おいしさのワケ」を第13次中期計画(24年4月~26年3月)の重点施策に掲げる。試食提供を通じて従業員と組合員の接点を増やし、会話を…続きを読む
タカヤナギは田沢湖店、本荘南店の成果と問題点を検証し、今期は5月に大曲市内の中通り店の活性化に取り組む予定。 全国に知られる花火大会会場に最も近く、県内外のお客でにぎわう店舗として知られている。活性化と同時に子店として機能を果たす。母店は同じ市内の…続きを読む
母店と遜色ない売場を目指して、魅力ある品揃えを実現するタカヤナギの母店子店の取組みについて、同社本荘南店の渡部茂人店長に聞いた。(三沢篤) ●売れる2個パックの肉団子 昨年6月15日にスタートしてからいいところがある一方で、足踏み状態のところもあ…続きを読む
●小型店舗の品揃え充実 田沢湖店本荘南店 2022年5月にリニューアルオープンしたタカヤナギのグランマート田沢湖店(秋田県仙北市)は、人の採用が極めて厳しいところで、その対応策の一つとして打ち出したのが母店子店方式だ。人口減、高齢化が顕著なエリアで…続きを読む
ヨークベニマルは3月1日付で営業本部のほかに管理本部、財務本部、DX本部を新設した上で同日付で就任した大高耕一路新社長が直轄する4本部体制とする新体制に移行した。同日付で会長になった真船幸夫氏(前社長)に新体制や同社店舗の現状、自身のこれからの仕事、…続きを読む