10月に創業100周年を迎える堀川は、好調の笹かまぼこに引き続き注力していく。秋冬はユニークなレトルトおでん「しょうが好きのための生姜おでん」を発売。売れ筋の定番トレー商品「おでんがんもセット」などと合わせて展開する。また、100周年記念で一部定番商…続きを読む
一正蒲鉾は、24年のマーケティングテーマ「エシカルMDリレーション」を秋冬の商品展開で徹底する。得意先との密接な連携の下、サステナビリティの取り組み、コスパ・タイパ(値頃感・時短ニーズ)への対応を強化する。 環境や人権に配慮したエシカル消費への意識…続きを読む
ニッスイのすり身製品を含む家庭用加工品は、4~6月累計の売上高が前年同期を上回って堅調に推移した。注力する健康領域商品の「速筋タンパク」シリーズが好調を維持しているほか、細ちくわが売上げ2%増、フィッシュソーセージも2%増だった。収益面では原料のすり…続きを読む
紀文食品は秋冬の商品施策として、引き続き練り製品の最大の特徴である「高タンパク」を健康価値として訴求する。また定着した内食機会の増加に伴う簡便・即食ニーズに応える商品ラインアップを積極展開する。練り製品の新商品は4品、9月2日(一部除く)から発売。ま…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、秋冬商戦に向けた有力各社のラインアップが出揃った。すり身原料高騰に伴う値上げが23年春まで相次ぎ、副作用で売上数量の減少が続いたが、今春以降は回復基調。ただ今夏も各地で昨年の記録を上回る猛暑となり、おでん中…続きを読む
たいまつ食品の包装米飯事業の前24年3月期は、レトルト米飯、レトルトがゆともに前期売上げを上回った。レトルトがゆは、朝食メニューとしての提案などが奏功した形。一方、今期は夏ごろに顕在化したコメ不足の代替特需もあり、在庫がひっ迫。現在も一部商品を出荷調…続きを読む
味の素は昨春に「鶏がゆ」を発売し、具入り系おかゆの成長を促進した。前3月期のおかゆ事業売上げは前年比20%増と伸長。事業全体が好調だったが、特に「鶏」のほか、既存具入りの「玉子がゆ」「紅鮭がゆ」を伸ばして全体をけん引した。 コロナ禍以降におかゆのお…続きを読む
丸美屋食品工業は、具材入りの無菌「ごはん付き」、レトルト米を使ったカップ容器の「スープdeごはん」「ふんわりたまご〈玉子とさけ雑炊〉」といった雑炊を展開して、今12月期も好業績で推移している。特に即食でき、賞味期間15ヵ月と長い雑炊が前年比2桁成長と…続きを読む
大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」。同品は、コメと混ぜて炊くだけで、ご飯の見た目や量、おいしさはそのままに糖質やカロリーをカットし、食物繊維も取れるという価値が多くのユーザーに支持されている。同ブランドは、炊飯するタ…続きを読む
幸南食糧は、コメの総合メーカーとしてレトルト製法のパックご飯やおかゆ類に注力し、今秋「金賞健康米のおかゆ」と「お粥DELI」、輸出向け「一膳炊き」シリーズを新発売した。 近畿大学農学部と共同開発した「金賞健康米」は、胚芽周辺の栄養成分を残した「ヘル…続きを読む