●自分事で健康訴求 乳酸菌の持つ千変万化の働きに関する研究が進み、機能性ヨーグルト市場のラインアップは多様化の加速度が増している。個別の健康ニーズに対応した製品が続々と上市され、“自分事”としての健康訴求が必須のカテゴリーとなってきている。加えて、…続きを読む
機能性表示食品やトクホなど制度型健康食品は一大市場を形成し、各食品分野でも戦略カテゴリーとして地位を構築する。新型コロナ以降、さらに加速した健康・美容・免疫志向を背景に、さまざまな商品開発が進むが、いずれも多様化するニーズに対応すべく、極めて広範なシ…続きを読む
国内初となるトリプルトクホが今春、コカ・コーラシステムから上市された。従来まで展開していたダブルトクホ無糖茶「からだすこやか茶W」を進化させた「からだすこやか茶W+(ダブルプラス)」で、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする二つの機能に加え、ニー…続きを読む
個人の体質などに合わせて調理するオーダーメード食「薬膳」は、その人の診断に豊富な臨床経験や勘を要するため、手軽に実践することが難しいとされるが、近い将来AIで簡単に提供できるようになるかもしれない。近年、腸内細菌研究の飛躍的進展により、薬膳を科学的な…続きを読む
機能性表示食品は23年、多様化がさらに進んだ健康ニーズに明確なヘルスクレームで対応した。市場規模は金額ベースで前年比2桁増で、5500億円を超える規模(本紙推定)に到達。一方、今春は小林製薬の紅麹(紅麹含有サプリメント)問題に端を発する機能性表示食品…続きを読む
特定保健用食品(トクホ)は91年の制度開始以降、制度型健康食品の代名詞として市場をけん引。近年では機能性表示食品の台頭によるカニバリや一部撤退などにより規模を縮小し、産業的側面からもいくつかの課題を抱えるが、信頼度の高い健康食品分野として一大市場を構…続きを読む
食を通じた健康生活に資する健康関連食品は、長く続く健康志向に加え、美容志向やコロナ以降さらに顕在化した免疫志向などに対応する付加価値市場として一大ジャンルを形成している。トクホ、機能性表示食品などのいわゆる制度型健康食品に加えて、素材由来の健康機能を…続きを読む
味噌トップメーカーのマルコメは、長年にわたり培ってきた大豆加工や発酵技術、開発力をベースに、大豆ミートや甘酒を使った惣菜の素、調味料アイテムを多彩に展開する。 「ダイズラボ惣菜の素」は、大豆ミート「大豆のお肉」を具材に「簡単でヘルシー、満足感のある…続きを読む
カゴメは、ガーリックやチーズ、トマトなどの欲望を刺激するメニュー「欲望飯」の浸透を図るため「ぶっかけトマト ガーリック&トマト」を2月27日から新発売した。従来にない新たな領域でトマト調味料メニューの拡大を図る。また、トマトケチャップとソースの使用量…続きを読む
ハウス食品のメニューシーズニングと汎用シーズニングのトータル売上金額は23年4月から12月までで前年比0.7%増と前年を上回った。メニューシーズニングはタイパ需要をとらえた「タコライス」や「ガパオライス」が好調に推移。調理時間を短くして簡単においしい…続きを読む