明治屋の24年2月期(23年3月~24年2月)のジャム類売上げは、前年並みで推移した。既存品は総じて軟調で推移したが、新商品「大人のジャム」の発売が奏功し前年実績を維持。ブランド別の状況は、主力の「果実実感ジャム」が微減で推移。コストパフォーマンスに…続きを読む
スドージャムの23年12月期(23年1~12月)の実績は、前年比10%増と大幅伸長を達成した。紙カップ製品の「毎朝カップ」が同2桁増の好調に推移。「信州須藤農園」ブランド「100%フルーツ」も好調に推移。大容量瓶ジャム製品も好調。さらに、23年春夏新…続きを読む
●24年 ジャム・スプレッドに続く2本目の柱育成本格化 アヲハタの前期(22年12月~23年11月)の家庭用ジャム・スプレッド類の販売実績は前年比2.8%増と堅調に推移した。市場全体はジャムが微減、スプレッド類は前年並みで推移しており、市場の動きを…続きを読む
●アヲハタ 若年層への接点を拡大 ジャム・スプレッドに続く2本目の柱の育成を本格化させる。同社は28年ビジョン「フルーツで世界の人を幸せにする」を策定し、「フルーツのアヲハタ」を目指すべき姿としている。また、中期経営計画で「即食タイプのフルーツ加工…続きを読む
ジャム市場が目まぐるしく変化している。23年は、数量が前年を下回ったが、22年に実施した値上げにより金額は前年並みを確保した。一方、可処分所得が増えない中、食品を中心に値上げが相次いだことで、消費者の生活防衛意識が高まり、ジャム市場の中で値頃感のある…続きを読む
◇各社の取り組み コンビは先ごろ、殺菌乳酸菌「EC-12」に関する新知見として、断食後の腸内状態の回復をサポートする効果を見いだした。近年、プチ断食やファスティングといった生活習慣を取り入れる人が増えているが、そうした人たちの腸内に働きかけて断食明…続きを読む
◇各社の取り組み 腸内環境を整え、身体全体に良い影響を与える「腸活」が広く一般に浸透し、食物繊維の摂取に対する注目度が高まる中、太陽化学は「グァー豆」を原料とする食物繊維(グアーガム分解物=PHGG)の機能性に関する研究や素材の開発に注力している。…続きを読む
◇各社の取り組み カゴメは今春、主力の「野菜生活100」ブランドに新製品「野菜生活100 グリーンサラダ」「同レモンサラダ」を投入。同ブランドのアンバサダーに緑黄色社会を起用し、「朝を味方に。」と新メッセージを掲げ、TVCMなどで朝の飲用訴求を図る…続きを読む
菓子の23年度トクホ・機能性表示食品ガム市場は、好調に推移。コロナ禍に伴う歯科通院抑制を受け、消費者のセルフメディケーション意識が高まり、デンタル系ガムの需要増につながったとみられる。23年のチューインガムは、数量・生産金額・小売金額とも前年比6.3…続きを読む
●MCTの認知度拡大も 健康価値への評価・見直しが定着している食用油では、トクホや機能性表示食品などの制度型商品に加え、オリーブオイルやこめ油、アマニ油、エゴマ油なども原料由来での健康価値で存在感を高めている。加えて、注目の高いMCT(中鎖脂肪酸油…続きを読む