エスビー食品のシーズニングスパイスはこの3月までの1年間(業務用含む)で売上金額は前年を上回ったが、数量は伸び悩んだ。一方で「マジックソルト」を中心とした汎用シーズニングはメニューシーズニングより高い伸び率となった。メニューシーズニングは発売以降、長…続きを読む
永谷園は主力商品の「麻婆春雨」「広東風かに玉」の売上げを回復させている。値上げの影響が一巡し、節約志向と具材いらずで支持された。ビーフン惣菜は2月発売の「海鮮味」が好スタート。シリーズ売上げは20年から倍増して推移し、野菜がたくさん食べられる商品力が…続きを読む
キッコーマン食品は「うちのごはん」シリーズを展開し、前3月期は特にレンジ専用の「レンジおかずの素」、新たな「スープおかずの素」が好調だった。主力の「おそうざいの素」は価格改定が影響して減収。シリーズ全体の売上げは前年比微減で着地したが、早期での販売回…続きを読む
味の素社の前3月期の合わせ調味料売上げは前年実績並みで着地し、麻婆豆腐用が好調でけん引した。近年は市場と同じく、生活者の変化によって苦戦傾向だったが、「Cook Do 極(プレミアム)麻辣麻婆豆腐用」といった新製品がヒット。このほか「きょうの大皿 豚…続きを読む
丸美屋食品工業は麻婆市場トップの「麻婆豆腐の素」でアレンジメニューの提案を本格化している。肉や野菜を入れる「キャベ豚麻婆豆腐」といったボリューム感のあるレシピを紹介して需要喚起。消費を刺激する、得意の限定商品は「牛ペッパー麻婆豆腐の素」「贅を味わう …続きを読む
メニュー用調味料市場は、和洋風やエスニックの人気メニューが時短、簡単にできると支持されて定着している。市場は一昨年に減少したが、昨年は回復。円安が急速に進むインフレ社会で消費者の節約志向が高まり、丸美屋食品工業の「麻婆豆腐の素」といった、徳用感のある…続きを読む
●EDLP強化も実施 平和堂の23年実績は、食肉加工品全体で上期は前年比0.8%増、下期は同1.5%減、通期では同0.4%減と前年を下回っている。前年に引き続き大袋商品が好調に推移しており、お客さまの節約志向が影響している。価格改定により、ほぼすべ…続きを読む
●PB導入拡大を推進 フジの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比0.9%増、下期が同1.4%減、通期が同0.3%減と微減で推移している。 コロナ反動の影響で買い物頻度が低下(点数減)しているが、値上げにより客単価は増加している。ハム、ベー…続きを読む
●低添加など健康に配慮した商品に注力 サミットの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比9.8%増、下期が同11.3%増、通期が同10.6%増と前年を上回っている。価格が安い商品への反応が良くなっている一方で、付加価値のある商品も伸長している。…続きを読む
●「つぶざくBAR」中心におつまみ拡販 さとうの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比2.9%増、下期が同3.4%減、通期が同0.3%減と微減で推移している。 コロナ禍が明けて8月度までは好調に推移していたが、9月以降価格改定による定番主力…続きを読む