伊勢惣は「深黒麦茶30P」の高付加価値タイプとしての訴求を強化している。20年にパッケージデザインを大幅に刷新したのが奏功し、大手量販店での取り扱いが増えている。同社の麦茶の特徴である色、味、香りの良さをアピールできるデザインに変更したところ、新規顧…続きを読む
伊藤園は、今期も主力の「香り薫る むぎ茶」(ティーバッグ54袋)や「健康ミネラルむぎ茶」(ティーバッグ30袋)に注力する。3月18日からは冷水でもすぐ溶け、スティック1本でマイボトルに最適な500mlの麦茶を手軽に作ることができるパウダータイプの「さ…続きを読む
はくばくは、「水出しでおいしい麦茶」が好調をキープしている。23年4月~24年2月の同社麦茶カテゴリー売上げが前年同期を2%上回る中、「水出し」シリーズは前年比20%増と大幅な伸びでラインアップをけん引している。 手軽さに加え、浅煎(い)り焙煎で引…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に収集した全国895店舗から構成されたデータ)によると、23年8月から24年2月までの家庭用麦茶の販売数量は7ヵ月連続で前年を超えた。販売量は昨年後半からプラスに転じ、前年割れが続いていた流…続きを読む
寿高原食品は、家庭用瓶ジャム「信州産りんご しぼりっぱなしジャム」が好調だ。リンゴジュースの主力「しぼりっぱなし」をジャムにしたら、との発想から開発したジャムで、同社は「味の評価はもちろん、ブランド力が想定を上回る売れ行きにつながっているのでは」とみ…続きを読む
国内有数のアンズ産地、長野県千曲市でジャムなどの果実加工品を手掛ける森食品工業。国内トップクラスの展開力を誇るアンズジャムは、コロナ禍で停滞した業務用需要が回復をみせている。土産品などの市販用製品も、今年のゴールデンウイークから売れ行きが戻り始めてお…続きを読む
ジャム、果実加工品を多彩に展開するデイリーフーズ。コロナ禍が本格的に落ち着いた今期は、業務用ニーズが以前の水準に回復した。OEM、PBの瓶ジャム製品も受託は堅調だが、ニーズの多様化に伴った製造品目の増加や工場の人手不足などで対応に追われている。 「…続きを読む
加藤産業の23年10月から24年3月までのジャム・スプレッド類(カンピー、カンピー ザ・プレミアム)の売上高は、前年比3%増となっている。 主要アイテムのうち、カンピー780gジャムシリーズ、紙カップシリーズについては値頃感から今期においても大幅な…続きを読む
信越食品工業は、高級路線のジャムを得意とする。コロナ禍の内食化などを追い風に「昨年夏までは売れ行きが良かったが、秋以降、急ブレーキがかかった形」と雨宮宏和社長。「物価高による節約志向の影響が、てき面に出ている」とみる。 ただ今年4月は「久々に好調」…続きを読む
ソントンの前期(24年3月期)の家庭用ジャム類・スプレッド類トータルの実績は好調に推移した。ジャム類とスプレッド類別では、ジャムは紙カップ製品が好調に推移。スプレッド類は22年度に続き23年度も伸長を果たした。 ブランド別の概況は、紙カップの「ファ…続きを読む