日本の高血圧者は4300万人という推測もあり、実に成人の3人に1人、高齢者の3人に2人に及ぶともいわれる。高血圧は脳卒中や心臓病につながるリスクがあることから、高血圧の予防と治療は国民的な課題として位置付けられている。特に食塩の過剰摂取は、重要なリス…続きを読む
◇トピックス 秋本食品は6月11日、「第45回全国漬物・惣菜展示見本市」を東京流通センター(東京都港区)で開催した。「お漬物で体イキイキ生活」をテーマに、近年の健康志向の高まりや免疫への関心などの観点から漬物を紹介した。例年2日間だった開催期間を今…続きを読む
◇トピックス 浅漬け・野菜加工食品の製造販売を行うアキモは、漬物業界の中でも率先してDXに取り組んでいる。6月3日、日本食糧新聞社主催の「食品ニューテクノロジー研究会」が年に1度実施している見学会セミナーで、同社の本社工場(栃木県宇都宮市)とカルビ…続きを読む
◇トピックス 和歌山県みなべ町と田辺市にまたがる「みなべ・田辺の梅システム」は、2015年に国連食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に認定された。約400年の歴史を持ち、急峻な地形と痩せた土壌という厳しい自然環境の中で育まれてきたこの農業シス…続きを読む
愛知県稲沢市の天長食品工業の今期(25年7月期)売上げは魚介缶詰や梅干しなどの輸入販売がけん引する形で前年比2桁増の約85億円で着地する見込みだ。一方、漬物の売れ行きは低迷が続く。そこで来期12月をめどに完了する工場の設備更新を機にリパック加工機能を…続きを読む
漬物や惣菜珍味を製造販売する三幸の25年9月期は、前年に引き続き増収増益で着地する見通しだ。原料高騰やコメ不足などの逆風が吹き荒れる中でも、新規販売チャネルの開拓や価格改定により売上げを押し上げ、利益を確保した形。一方で来期も原料高騰のリスクを抱えな…続きを読む
新潟市西区・赤塚地域の大根のたくあん漬けなどを製造販売するヤマキ食品の今25年8月期は、3年連続となる赤塚産大根の不作に苦しんだ。また、味噌漬けなど一部商品が、市場のコメ不足の影響で伸び悩むなど苦戦を強いられる一年だった。大根の供給については、農家の…続きを読む
韓国産キムチ輸入会社の三輝では、キムチの食べ方提案やPRに注力している。コメだけでなく麺やパスタ、パンによるアレンジレシピの提案を通し、物価高でもキムチ需要の伸長に取り組む。 人気料理研究家がYouTubeに投稿したキムチ食べ比べの動画で同社の「陳…続きを読む
秋本食品は10年前から伸長しているキムチ・梅・酢漬けに着目し、健康軸からの漬物のアプローチに取り組んでいる。食物繊維や発酵による腸活をポイントに乳酸菌で発酵した漬物を「発酵の旨味」シリーズとして展開した。第1弾として昨11月に新発売した「乳酸発酵白菜…続きを読む
山本食品工業は3本柱のラッキョウ、ショウガ、ニンニクが数量・金額ともに順調に推移しており、25年度の目標額到達もクリアできそう。業務用がコロナ禍の落ち込みから回復しつつあり、現在は高菜の販路拡大を目指し外食や中食などで提案、導入が進んでいる。ニンニク…続きを読む