穀粉・製菓原材料業界は、23年産、24年産と続いているコメ不足の影響によって、穀粉製品の大幅な値上げを2年続けて行っている。25年産もさらなる原料価格の高騰が見込まれており、加工用米、米粉用米、もち米について生産者サイドは生産意欲がなく、原料確保が難…続きを読む
●素材の風味引き立てコスト削減も 独自技術「FRI製法」を活用 月島食品工業の「クリアエール菜種油」は、独自技術「FRI(Flavor Release Improver)製法」を活用した技術立脚型の高機能食用油脂。食品に配合されている油脂のすべてま…続きを読む
●製法確立し世界初で実用化 1素材で4つの機能性表示実現 サンエイ糖化が展開する「サワーオリゴ」と「サワーオリゴC」は、同社が独自に開発した新しいオリゴ糖「マルトビオン酸」を主成分とした高付加価値糖化品だ。マルトビオン酸は糖でありながら酸の性質を持…続きを読む
●均一な分子量 アスリート向け糖質に新分野 クラスター デキストリンは、グリコグループが世界で初めて開発に成功した高度分岐環状デキストリン。原料のデンプンがランダムに分解され、低分子や未分解デンプンも含まれる一般的なデキストリンとは異なり、独自の酵…続きを読む
●即食ニーズに応える新技術 “凍ったままでやわらかい” 日本人の果物離れが一段と深刻化している。政府は国民1人1日当たり200gの果物摂取を推奨しているが、直近23年の平均摂取量は推奨量の半分にも満たない88.4gという水準だ(厚生労働省「国民健康…続きを読む
●人々に寄り添う国民的炭酸飲料 「矢羽根」印と共に未来に価値発信 アサヒ飲料のロングセラーブランド「三ツ矢サイダー」は、1884(明治17)年の発売以来、長きに渡って日本生まれのサイダーとして愛され、24年に140周年を迎えた国民的炭酸飲料だ。時代…続きを読む
●「世界一楽しいチーズ」目指して 食生活変化に柔軟にフィット 雪印メグミルクの「雪印北海道100 さけるチーズ」は発売以来、さけるチーズというカテゴリーを市場に定着させ、食生活の変化に柔軟にフィットしてきた。人気の根底にあるのは、「さく」楽しさを可…続きを読む
●発売40年経ても伸長続けるブランドに成長 夏場も売れるチョコ菓子を ロッテの「コアラのマーチ」は1984年3月に発売されたチョコレート菓子。発売40周年の2024年度の販売実績も、絵柄に「名前」を入れた周年企画が大きな反響を呼び、ブランドの主力商…続きを読む
●時代とともに進化し50年 商品提案力で魅力向上へ サンヨー食品のカップ麺「カップスター」は2025年に発売50周年を迎える。1975年に、急成長するカップ麺市場に向け、同社主力ブランドの育成を目指して発売したのが「カップスター」だ。 当時のカッ…続きを読む
●日本を代表する焼き菓子ブランドに成長 日常の小さな幸せに寄り添う 東ハトの「オールレーズン」は、1972年の発売。薄い生地にレーズンを挟んだイギリスの菓子「ガルバルジー」に着想を得て、同社独自の圧延製法により栄養価の高いレーズンをふんだんに使った…続きを読む