GLP(Good Laboratory Practice:優良検査所規範)の考え方は、1950年代末から60年代初めに世界十数カ国で発生したサリドマイド薬害が発端とされ、医薬品の分野から始まった後、食品の分野にも導入された。 GLPの基本的な考え方…続きを読む
◆アレルゲン対策を強化し、生産能力を1.5倍に拡大 1947年に創業され、餃子の皮で西日本エリアのトップシェアを誇る井辻食産(株)。2021年に持ち株会社制に移行し、外食チェーンを展開する井辻フードアンド(株)と共に井辻ホールディングス(株)の傘下…続きを読む
(一財)日本GAP協会主催のGAP Japan 2024が昨年11月27日、「GAP標準化への胎動」をテーマにハイブリッド形式で開催され、生産者や流通・消費関係者など計600人が参加した。「GAPとSDGs 農業の日」(11月14日)記念日登録証授与…続きを読む
◇角野先生のコンサルに同行 ◆すぐに改善できる箇所から改善に着手 食品衛生7S(※)を導入した食品企業にはどのような効果が見られるのか。「月刊食品工場長」編集部は、食品衛生7Sを提唱するNPO法人食品安全ネットワークの名誉理事長で(株)角野品質管…続きを読む
マルハニチロと国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、日本食品衛生学会から「食品衛生学雑誌第64巻論文賞」を受けた。食品中の微生物の増殖速度を簡便に測定する共同研究の成果をまとめた論文が評価された。適切な賞味期限の設定や検体数の…続きを読む
食品・動物用飼料の検査資材の世界的企業であるネオジェン社は、先ごろジョン・アデント社長兼CEOが来日し、プレス懇話会を開催した。ネオジェンは2022年に3M社のフードセーフティ部門と事業統合を行うなど、主に食品検査キットの分野でグローバルな提案力や製…続きを読む
内閣府食品安全委員会は、令和7年度食品安全モニターを募集する。この制度は(1)日頃の生活や業務の中で気が付いた食品安全に関する課題や問題点についての提案・報告(2)当委員会の運営に関する改善点に関しての提言を受けること--により、食品の安全性の確保に…続きを読む
ランクセスは、ワインや果実酒、低アルコール飲料などの微生物制御の有用な飲料用殺菌料「ベルコリン」(化学品名「二炭酸ジメチル」)の提案強化を図っている。ベルコリンは味や香り、色調に影響を及ぼさずに高い殺菌効果が期待できることから、すでに海外のワインなど…続きを読む
日本食品微生物学会(工藤由起子理事長)は11月29日、食品微生物検査の技術的進歩と今後の方向性をテーマに第55回学術セミナーを開催した。近年、食品微生物の検査室でも人手不足や総労働時間の削減などは共通の課題であり、いわゆる代替法(公定法以外の検査法)…続きを読む
【中国】広島でギョウザの皮や春巻きの皮などの製造・販売を行っている井辻食産は、昨年11月に本社工場=写真=を県北の安芸高田市へ移転したが、この11月にFSSC22000およびISO22000の認証を再取得した。これにより、食品安全管理の国際基準を新工…続きを読む