宝酒造の24年4月から25年3月までのソフトアルコール飲料の販売数量は、前年比2%減の2838万ケース(250ml×24本換算)となっている。基幹ブランドのタカラ「焼酎ハイボール」は、24年10月に行った値上げの影響を受けたものの、甘くない味わいや無…続きを読む
キリンビールのRTD事業は25年、主力の「氷結」をはじめとする既存ブランドの継続育成を図るほか、エントリー層向けの「華よい」などで新価値創造に挑む。昨年は前年比5.8%増の5340万ケース(8.4L換算)で着地。25年目標は金額ベースで前年比6%増に…続きを読む
●中アル帯掘り起こし サブカテゴリー生み総市場拡大 「-196」「こだわり酒場」など大型ブランドを複数抱えRTD市場をけん引してきたサントリー。25年は4~7%の中アルコール度数帯の食中酒需要を深耕する一方、「翠ジンソーダ缶」や戦略商材「ザ・ピール…続きを読む
RTDアルコール飲料が元気だ。24年は前年比3~5%増での着地とみられ、2年連続のプラス。コロナ下での突発的マイナスから持ち直し、長期と見込まれる成長軌道への復帰を果たした。メーカー各社は商品開発を活発化しており、躍進が続く中でも新たな需要開拓への旺…続きを読む
イオンとセブン&アイ・ホールディングスの小売大手2社は、PBの24年度売上高が過去最高となった。イオンのPB「トップバリュ」の売上高は1兆0983億円(前年比8.3%増)と9年連続でプラスを持続し、セブン&アイも「セブンプレミアム」が初の1兆5000…続きを読む
ポイントカード関連事業や自家型電子マネー関連事業を展開するブルーチップが23年春から展開する乾燥野菜ミックスが拡大基調にある。「いろんな料理をおいしくする具」として、会員制大型小売店で販売したところ、欠品するほど人気商品となった。同店での売上げを踏ま…続きを読む
三菱食品はAIを基盤とした食品流通業界向けサービスの提供を開始する。感性を解析するAI開発の実績を持つSENSY(東京都渋谷区)との資本・業務提携でサービスを共同開発し、取引先の売場の品揃えや商品開発の高度化などを支援する。15日に発表した。 SE…続きを読む
【東北】東北6県にドラッグストア(DgS)を展開する薬王堂(盛岡市)が関東に進出する。2030年までの5年間で東北と関東を中心に450店舗の出店を計画。11日には栃木県那須塩原市に「黒磯鍋掛店」が開店し、栃木や茨城から出店の攻勢を強める。親会社の薬王…続きを読む
エースコックは、主力6ブランドの一つとして掲げている「わかめラーメン」の拡販に最注力する。同社は今年を“わかめイヤー”として、年間を通じたプロモーションを実施する。その上で、同ブランドを「スーパーカップ」「スープはるさめ」に次ぐ第3の柱として、消費者…続きを読む
キリンビバレッジの発売25年目を迎えた「生茶」ブランドは24年の大規模な刷新後、販売数量が前年比12%増と大きく伸長し、18年ぶりに3000万ケースを突破した。コモディティ化が進む無糖茶カテゴリーで、お茶への関心が薄い若年層の獲得に成功。無糖茶カテゴ…続きを読む