ヤオコーは、第11次の中期経営計画がスタートする来期、顧客対応を地域や店舗別によりきめ細かく進めることで既存店の成長を図る。川野澄人社長は、今期の既存店は想定以上に伸長したと振り返り、来期の前年超えのハードルは高いとする。それでも「お客さまから『ヤオ…続きを読む
サミット(服部哲也社長)は店の魅力の向上に重点を置く。使命とする「生きる糧を分かち合うお店」として従来の食品スーパー(SM)の枠を超えた店づくりを目指し、商品や品揃えだけでなくさまざまなイベントや取り組みなどで独自価値を高める。商品は部門の連携が深ま…続きを読む
◆全店規模の刷新課題に スーパー業界は、アフター・コロナへの移行に伴う反動懸念を払拭(ふっしょく)し、総じて売上げを伸ばしている。2024年は、あらためてインフレ環境下での成長力が問われる。冷食や惣菜といった成長カテゴリーの拡大や、もう一段の省エネ…続きを読む
◆健康感で売価アップも 昨年のコロナ5類移行から普段の日常に戻りつつある中、一定層のテレワークが継続するも出社比率は増加し、簡便かつ即食のニーズは高まっている。昨今、原材料費や動燃料費などの高騰、円安の進行に伴い、中食惣菜も徐々に値上げの動きがある…続きを読む
新型コロナが5類に移行し、外食需要は完全復活。しかし、食材の値上げラッシュ、人手不足、借入金の返済などコロナ後遺症ともいえる不安要因を多く抱えているのも事実だ。外食市場の現状は、そして2024年の展望はいかに。外食産業の裏側を知り尽くす業務用食品卸ト…続きを読む
カクヤスグループの2024年3月期上期業績(連結)は売上高636億7900万円(前年比18.4%増、19年比17.6%増)、営業利益11億3100万円(前年から6億8400万円の損失、19年比41.2%増)と大幅増を達成した。カクヤスグループの核を担…続きを読む
トーホーは、24年1月期を創業来最高額の売上高2470億円、営業利益78億円で着地させる。コロナ禍に2期連続の営業損失も経験したが強靭な企業体質への変革と外食市場の正常化が合致し3ヵ年中計は掉尾(ちょうび)を飾る。24年度は食品スーパー事業譲渡を進め…続きを読む
今期(24年5月期)は11月まで売上高15%増と快走が続くヤグチ。しかし、外食復調の陰で進む人繰りの悪化や物流需給問題は、同社にも強い危機感をもたらしている。ドライバーの時間外労働規制でメーカー物流の制約が見込まれる今年は、得意先業務用2次店への配送…続きを読む
◆業界即したDX提案 業務用食品卸は前期、コロナ禍の大打撃からV字回復し、過去最高業績を記録した企業が多くあり、「コロナのおかげで適正に近い価格で販売できるようになった」というトップの声も聞かれた。食材費の値上げが、飲食店に受け入れられやすい状況だ…続きを読む
トモシアホールディングスは昨年に創立10年の節目を迎え次世代に向けた新中計「TGV2027」を始動した。すでに定量面などで新中計の成果も出ているが最終27年度に掲げた売上高1兆円・経常利益110億円の目標を早期の前倒しで達成する方針だ。昨年から大型再…続きを読む