政府は5月30日、農林水産物・食品の輸出拡大のための関係閣僚会議を開き、輸出に加えて第2の柱と位置付ける「食品産業の海外展開」に向けた施策の方向性を固めた。海外市場のターゲットを、北米・ASEANといった主要市場、インドや中東など成長市場に分類。各市…続きを読む
かどや製油の北川淳一新社長は5月29日のオンライン決算説明会で新体制による取組方針を発表、米国を中心とした世界戦略を順次進め、「世界の食卓に『KADOYAごま油』がある未来を創造したい」と意欲を示した。ごま油を「健康と美味しさを兼ね備える世界に誇れる…続きを読む
東京都卸売酒販組合は5月22日、東京・ロイヤルパークホテルで第72回通常総会を開催した。倉本隆理事長(日本酒類販売社長)が26年10月に控える3度目の酒税改正に関し、「メーカーと事前に意見交換を行い、円滑な価格改定を進めたい」としたほか、今期重点につ…続きを読む
味噌業界では24年に引き続き原料米穀の高騰が大きな課題となっている。全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)と関連4団体が5月22日に東京都内で開催した2025年度通常総会=写真=の冒頭、満田盛護会長は「業界を取り巻く環境は非常に混沌としており、問題が…続きを読む
食品製造に関わるソリューションが一堂に会する世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」(主催=日本食品機械工業会)が6月10~13日の4日間、東京ビッグサイト・東1~8ホールで開催される。今回は過去最大規模の1000社超が出展し、…続きを読む
●利便性とコスパが特徴 愛知県武豊町のユタカフーズは24年9月、鰹節、サバ節、煮干し、宗田鰹節を使った4倍濃縮つゆ「4種のだし素材つゆ」を発売した。麺のつゆとしてはもちろんのこと、煮物や丼物の味付けでも幅広く活用できる高い利便性とコスパの良さが特徴…続きを読む
●認知向上へブランド訴求 石丸製麺の「半生りつりん印讃岐うどん300g」と「半生讃岐うどん包丁切り300g」は、生麺のようなもちもち食感が楽しめ、家庭用・贈答用・土産用といずれの用途にも適するロングセラー商品となっている。今回、同2品のパッケージを…続きを読む
●カラフルそうめんが重宝 イトメンは3月に新商品「時そば」を上市した。「二八そば」の姉妹品となっており、エリア限定で提案していく。1袋3人前で、自家製の麺つゆも付属。そばはのど越しの良さと強いコシが備わっており、つゆは龍野淡口醤油で仕上げ甘めの味つ…続きを読む
●茶そばは外国人から注目 マルツネは1920年の創業から一貫し、播州麺の総合メーカーとして高品質でリーズナブルな商品を消費者に提供してきた。直近では、そばを中心とした色物が好調。2年前に発売を開始した「龍神の糸 そうめん 600g」「龍神の糸 うど…続きを読む
●国内からも強い引き合い 東亜食品工業の小麦・食塩完全不使用のグルテンフリー(GF)食品「米粉そうめん」「米粉うどん」が高い評価を得ている。専用ラインで製造し、原料は国産米粉100%とバレイショでんぷんだけで、小麦由来の原料や食塩は使用しない。通常…続きを読む