●「細造白絹乃糸」も人気 田靡製麺が昨年8月に発売を開始した、そば湯まで楽しめる乾麺「元祖生そば食感 十割そば」が好評だ。独自の製法で仕上げる、乾麺ではめったに味わえない生そば食感が人気の秘訣で、原料も石臼びきそば粉を100%使用する。食塩やpH調…続きを読む
●高食物繊維中華麺を柱に カネス製麺は今期(26年3月期)、手延べ麺の単品、機械麺ともにボトムアップを図り、ギフトは提案力の強化できめ細かい営業を実践していく。 昨年9月に新発売の「高食物繊維小麦粉50%使用中華めん240g」はまずまずの動きとい…続きを読む
そばの一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品が地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以上のシェ…続きを読む
●地域ブランドも新展開 「The Kokumotsu Company」として大麦、雑穀などの穀物を幅広く手掛ける、山梨県のはくばく。白物やそば、パスタ、中華麺など多彩なジャンルで展開する乾麺事業は、消費者の健康志向やトレンドを積極的にとらえた商品開…続きを読む
●家庭用にも販路拡大 茶そばのトップメーカーとして池島フーズは、ホテルやレストランなどのプロの調理人から選ばれる品質の高い製品を開発・販売を推進している。同社独自の技術を生かしつつ、素材や原料にこだわって、品質の高い商品を業務用だけでなく家庭用への…続きを読む
●他業種新規顧客も獲得 松屋製粉の24年度(25年3月期)は増収増益となり、コロナ禍の厳しい状況から回復基調となっている。外食産業の復調が主な要因。さらに、他業種からフランチャイズでそばチェーン店に参入するような新規顧客を獲得できたことも業績に寄与…続きを読む
●稲庭ブランド37ヵ国へ 秋田県湯沢市の稲庭うどん小川の海外売上比率が20%を超えた。ギフト、贈答用での国内市場の縮小を背景に海外の販路開拓に取り組み、現在はASEANを含むアジア圏、米国、欧州など37の国や地域に販売網を広げている。 海外に輸出…続きを読む
かどや製油の北川淳一新社長は5月29日のオンライン決算説明会で新体制による取組方針を発表、米国を中心とした世界戦略を順次進め、「世界の食卓に『KADOYAごま油』がある未来を創造したい」と意欲を示した。ごま油を「健康と美味しさを兼ね備える世界に誇れる…続きを読む
【中国】広島のきな粉など穀粉製造の老舗である上万糧食製粉所は、2019年4月に発売を開始した国産米だけで製造した「WA・PANKO」の海外戦略を強化している。国内外で購入者のリピートが増えており、問い合わせも増加傾向にある。現在では欧米を中心に20ヵ…続きを読む
全国包装米飯協会は22日の定時総会で、協会員各社のパックごはんの輸出量が24年度、大幅に伸長したことを明らかにした。パックごはんの輸出量は年々増加傾向にあるが、24年度は前年度から43.3%増の973.5tとなった。国別では米国の増加が顕著で、前年度…続きを読む