●「TGV2027」国内外で攻勢強化 トモシアホールディングス(HD)は推進中の中計で掲げる最終27年度の売上高1兆円・経常利益110億円の早期達成へ向け、成長戦略を加速する。地域社会との連携強化やM&A施策、海外事業の拡大などを主要戦略として推進…続きを読む
千葉製粉は今期(26年3月期)、27年度(28年3月期)を最終年度とした第14次中期計画の2年目として、小麦粉、ミックス粉、機能素材といった主要製品の数量増を要因とした増収を目指す。一方、物量の増加による増収効果および価格改定効果などで運搬費、人件費…続きを読む
政府は5月28日、中国海関総署(北京)との間で、日本産水産物の輸出再開に必要な技術的要件について協議を行い、合意した。同月30日公表した。今後、中国側が求める新たな生産・加工・流通施設の登録作業などを経た後、輸出再開が見込まれる。23年8月のALPS…続きを読む
ここ数年の加工わさびの原料を取り巻く環境は、国産本わさびが各産地の天候不良などで高騰し、過去にないほどの品薄状況が続いていた。中国産を中心とする西洋わさびは他作物への移行などで高騰した時期があったが、現在は安定傾向にある。全体としては高値安定といった…続きを読む
加工わさびの業務用市場はコロナ禍以降、市場が大きく変化し、現在もその過渡期にあるといえる。刺し身などに添付されているミニパックが除外されることが多くなっていること、居酒屋やホテル、レストランなどの消費者の利用時間が変化し、深夜までの需要が以前ほど見込…続きを読む
家庭用のチューブタイプを中心とする加工わさび市場は、コロナ禍の家庭内食化傾向で伸長したものの、その後は若年層のわさび離れなどで、ここ数年は伸び悩んできた。しかし、昨年度1年間を振り返ると金額ベースで市場は約5%の伸長となった。この理由としては各メーカ…続きを読む
加工わさび市場は、家庭用の減少傾向が懸念されてきたが、ようやく回復傾向に入った。高価格帯製品や大容量タイプは数量で前年を上回っており、今後の長期的な市場の回復が待たれる。業務用は輸出が好調を持続しているが、国内市場は一部の都市部を除いて厳しい状況が続…続きを読む
政府は5月30日、農林水産物・食品の輸出拡大のための関係閣僚会議を開き、輸出に加えて第2の柱と位置付ける「食品産業の海外展開」に向けた施策の方向性を固めた。海外市場のターゲットを、北米・ASEANといった主要市場、インドや中東など成長市場に分類。各市…続きを読む
日清オイリオグループは、成長基調にある東南アジア市場での販売拡大と存在感向上を進める。5月27日、マレーシアの子会社Intercontinental Specialty Fats Sdn. Bhd.(以下ISF社)が、タイのパーム油関連企業のPetc…続きを読む
亀田製菓は、5月26日の決算説明会で北米構造改革を発表した。これによって北米市場の売上高を2024年度の77億円から30年代前半に745億円に拡大。海外事業の売上高比率を現在の35%から約50%に引き上げ、連結売上高で24年度決算の1032億円から1…続きを読む