駅弁の製造販売を手掛ける花善(秋田県、創業1899年)、まねき食品(兵庫県、同1888年)、松浦商店(愛知県、同1922年)の老舗3社は、駅弁の文化継承と海外輸出を目的に「EKIBEN WORLD TEAM」を結成。「日本の駅弁を世界のEKIBEN」…続きを読む
【関西】煮魚や焼き魚などを常温で360日間保存できる独自技術を生かした自社ブランド商品「海商のやわらかシリーズ」を展開する海商。日本食に関心の高いインバウンド(訪日外国人客)にも支持を受けており、海外での販路拡大を図っている。12月からは「やわらかシ…続きを読む
キーコーヒーは、環境省から「令和6年度気候変動に脆弱な小規模コーヒー生産者の明るい未来提案業務」を5月に受託し、エチオピアの小規模コーヒー生産者の支援に関するさまざまな調査・取り組みを推進している。4日、本社で環境省主催による同プロジェクトのメディア…続きを読む
ヤクルト本社は6日、中国における基盤強化に向けた事業再編手続きを開始すると発表した。中国ヤクルトの100%子会社である上海ヤクルトの解散手続きなど、上海エリアにおける製造・営業部門変革に着手。同国市場におけるさらなる競争力向上と持続可能な成長を目指す…続きを読む
ADEKAの25年3月期第2四半期連結決算は、増収増益(化学品やライフサイエンスなど非食品事業を含める)となった。そのうち、業務用加工油脂などの食品事業は、減収も大幅増益を果たしている。食品事業は中国での販売が低調だったことに加え、一部不採算品の見直…続きを読む
かどや製油の25年3月期第2四半期連結決算は、円安進行で原料コストが増加した中、適正価格の浸透と好調な北米向け取引で補い、営業利益ベースで増収増益となった。 ごま油事業は国内の競争激化により販売数量は減少したが、価格適性化などで売上高は増加した。家…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県安城市の南山園は全国でも珍しく、茶園栽培から抹茶生産、販売まで一貫して行う。今期(25年2月期)ここまではインバウンド需要を追い風に国内・輸出がともに堅調。富田晋介専務は100年の樹齢を誇る茶樹から摘採した玉…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 静岡県掛川市の丸山製茶の今期(24年12月期)業績は抹茶の輸出がけん引する形で前年を大きく上回ると期待される。10月には自社れんが式てん茶炉が稼働。需要ひっ迫が続く抹茶の安定供給を図る。さらに丸山勝久社長は高付加価…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県西尾市のあいやは主に欧州や東南アジアで業務用を中心に販路拡大が続く。今年は災害時を想定したBCP(事業継続計画)対策保冷庫を建設し、顧客の要望に柔軟に応える体制を強化。現在、杉田武男社長は茶業存続のため、行政…続きを読む
◆関西エリアメーカー動向 日本緑茶発祥の地である京都府宇治田原町に本社を構える木長園の林長史会長は、地域・業界が一丸となった原料生産力の向上を訴える。背景にあるのは海外での最高級品を中心としたハイグレードクラスの抹茶需要の増加だ。林会長は「もともと…続きを読む