ライオンフーヅは前期、全体的にはおおむね順調だったが、大口取引先の生産減によって売上げ、生産量ともに前年並みだった。各取引先(冷食、専門店、量販店など)に対するきめ細やかな対応が高評価を得ている。前期は特に、レンジアップ対応パン粉などが好調だった。同…続きを読む
富士パン粉工業の前4月期は、売上げは横ばいだったが値上げが浸透し利益が上向いた。同社は全国の専門店、CVS、SM、冷食メーカー、外食業態向けにパン粉を製造・販売している。機能面では、調理済み商品でサクサクした食感を特徴付けられるパン粉や、レンジ調理後…続きを読む
農林水産省農産局の武田裕紀農産企画課長は6月27日、東京都内で開催された高機能玄米協会「第17回総会」で、「コメ政策の方向性について」をテーマに講演した。 4月に閣議決定した食料・農業・農村基本計画で、2030年までにコメの生産目標として、23年の…続きを読む
シノブフーズの冷食事業はOEM受託の惣菜弁当が好調、冷凍おにぎりの国外販売も始まり、25年3月期売上げは前年比70%増となった。今春には冷食開発部専門部署「冷凍開発室」、技術専門部署「研究開発部」を新設し、自社ブランドや開発商品のスピードを上げ、今期…続きを読む
【関西発】オーストラリアは日本の約22倍の国土面積を誇り、おいしく高品質な食資源を多数保有する。中でも東南部に広がるニューサウスウェールズ(NSW)州は同国の経済的中心かつ、オージー・ビーフやワインなど食の一大供給地だ。6月16日には大阪・関西万博で…続きを読む
亀田製菓は6月27日、かねて株式取得によって完全子会社化を進めていた北米の持分法適用関連会社・THフーズ(THF)について、株式の取得が完了し完全子会社化したことを発表した。5月に発表した同社の北米構造改革において、進めてきたもので、今後はTHFにリ…続きを読む
【関西】ヤグチは今期施策を業務用食品業界が抱える課題「人手不足」「外食業態の変化」「特定カテゴリーの供給不安」への対応とする。6月26日に大阪で初開催した仕入れ先会で萩原啓太郎会長兼社長が、輸入品や素材品の扱い拡充と自社物流活用の両面で業務用市場を支…続きを読む
サンヨー食品が資本参加している中国の大手食品メーカー康師傅(カンシーフー)控股有限公司の24年度(1~12月)の業績は、売上高1兆7477億円(前年比0.3%増)、売上総利益5784億円(同9.1%増)、税引前利益1313億円(同26.8%増)、純利…続きを読む
甘利香辛食品がカレー関連商品の開発に力を入れている。23年に海外向けに発売した「京都クラフトカレー」が想定を上回る販売量となり、今期は業務用向けのフレークルウ「京都シェフカレー」、7月にレトルト「おもてなし京都カレー」の2品を動物性原料不使用で開発。…続きを読む
エムトゥエムは戦前の西洋料理店「太平洋」をルーツとしその洋食屋仕込みの製法を受け継いでいる。神奈川県鎌倉市に本社と工場を立地し、健康にこだわった自然のおいしさのカレールウで高質店を中心に全国の小売店で販売している。直近の1年間では数量、売上げともに伸…続きを読む