小川産業は、佐賀県産大豆を使用したきな粉の販売が好調に推移している。一方、米国産大豆の高止まりが利益を押し下げる要因となっている。世界的に健康志向が高まる中、海外向けの商談が積極的に動き始めている。 「きな粉の本質に注目した商品づくりを推し進める」…続きを読む
かどや製油は長期的な成長を見据えた海外展開を本格化する。12月、米国・カリフォルニア州に同国内でのごま製品の販売やマーケティング、事業開発を行う完全子会社Kadoya America(かどやアメリカ)を設立することを、26日の取締役会で正式に決定。同…続きを読む
山本食品工業は25年9月期決算が目標の数字を上回り、121億円で着地した。特に紅ショウガが市販・業務用ともに好調となり前年比30~40%増で推移。コメ高騰による麺需要の増加と暑さを要因とみる。「黒酢にんにく」や高菜商品もリピーターの増加により好調。量…続きを読む
【北海道】日本アクセス北海道は21日、札幌市内ホテルで「北海道アクセス会フォーラム」を行い、齋藤伸一社長が今年度上期事業報告と、積極化するメーカーとの共同商品開発や海外輸出へのチャレンジなど今後の事業戦略を披歴した。 25年度上期売上高は、前年比1…続きを読む
カルビーは20日、これまで日本から輸出販売していた中国におけるシリアル製品について中国国内でOEM製造し11月下旬から現地SMやECサイトで順次販売を開始すると発表した。グラノーラ「マイグラ」=写真=から開始し、26年には、現地市場に適した価格設定と…続きを読む
日本食糧新聞社は13日、日本食糧新聞社内の「食情報館」で食品産業文化振興会を開催。農林水産省輸出・国際局海外需要開拓グループ長・小宮恵理子氏が「食品関連企業の海外展開に向けた農林水産省の取組」をテーマに、続いて「企業の取り組み事例」をカッパ・クリエイ…続きを読む
◆最大意義はサステナビリティ性 高まる「おいしさ」目的 国内PBFでは、第2成長期へ向けた助走段階にあり、素材・技術開発を通じたレベル向上が第1成長期以上に進んでいる。製品先行によるブームから成熟期へ向けた下地を構築している段階といえ、再現性競争は…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●小荷姿で省力化寄与 ADEKAは「おいしいプラントベースフード(PBF)を世界中の食卓のあたり前にしたい」という思いを込めて、PBF「デリプランツ」シリーズを展開している。現在はホテル、レストラン、カフェ(HoReCa)業…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●輸出向け商品開発貢献 月島食品工業は8月、プラントベースのメニュー作りを支援する「Poff(ポフ)」ブランドから自然なバター風味のマーガリン「ラブールイーリス/MB」を発売した。通常商品に加え、ビーガン向けやプラントベース…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●ラインアップ拡充も 不二製油はおいしさの多様な選択肢を提案する植物性ブランド「GOODNOON(グッドヌーン)」から新ブランド「Melavio(メラビオ)」を立ち上げた。動物性油脂が担っている肉汁感やコクといった特徴を植物…続きを読む