ニッスイの25年3月期は、単体の家庭用調理冷凍食品が前年比1.6%増の412億円、業務用調理冷凍食品が同2.0%増の556億円、農産冷凍食品が同1.2%増の119億円だった。今期スタートした中計「GOOD FOODS Recipe2」(25~27年度…続きを読む
マルハニチロは単体の売上高を非公表としているが、25年3月期の加工食品は前年比9.6%増の1757億円となった。このうち約3割を占める市販用冷凍食品は「新中華街」シリーズが好調も価格改定が影響して微増収減益。食材流通は同0.9%増の6303億円で、こ…続きを読む
業務用冷凍食品の24年度は、金額・物量ベースともに前年を超えたとみられる。日本冷凍食品協会によると、24年の業務用冷凍食品の国内生産量は前年比1.2%増の79万8225t、金額では同3.7%増の3944億円と数量・金額ともに増加。コスト環境の変化に伴…続きを読む
冷凍食品の国内生産金額が4年連続で過去最高となり、8000億円を初めて突破した。前年超えは5年連続となる。日本冷凍食品協会調べによると、24年(1~12月)の工場出荷額は前年比2.6%増の8006億円、生産数量は同0.5%減の154万t。輸入の冷凍野…続きを読む
長引くコメ不足から一転、新米シーズンの9~10月に向かって、再度コメが余り、価格下落の懸念が広がり始めた。随意契約の政府備蓄米や、競争入札備蓄米を使ったブレンド米の本格的な出回りに加え、ミニマムアクセス米の輸入前倒し、25年産主食用米の生産増、政府米…続きを読む
【関西】ヤグチは今期施策を業務用食品業界が抱える課題「人手不足」「外食業態の変化」「特定カテゴリーの供給不安」への対応とする。6月26日に大阪で初開催した仕入れ先会で萩原啓太郎会長兼社長が、輸入品や素材品の扱い拡充と自社物流活用の両面で業務用市場を支…続きを読む
◇特別インタビュー スープストックトーキョー・工藤萌取締役社長 ◆理念への共感が生む好循環 食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を運営し、「世の中の体温をあげる」を企業理念に掲げるスープストックトーキョー。一杯のスープには生…続きを読む
【東北発】中村商会の「2025夏季フーズフェア」が5月21日、岩手県矢巾町の勤労者共同福祉センターで開かれた。飲食店などの関係者約500人が訪れ、業務用商品のトレンドを探った。 特に注目を集めたのが、炊飯用の酵素製剤コーナー。天然の酵素の働きでコメ…続きを読む
業務用分野のマーガリン類は、主に製菓・製パンの最終市場の必須素材として重要な役割を担っている。乳原料高騰による代替需要に加え、劣化防止による食品ロス削減や、人手不足への対応など、さまざまな面でユーザーの課題解決に寄与している。 日本マーガリン工業会…続きを読む
マーガリン類は、家庭用ではパンに塗る用途に加え、使い勝手の良さから料理用途でも活躍し、相対的な値頃感から存在感を示している。業務用は製菓・製パンなどの最終市場を支える素材として必要不可欠な存在となっており、製品の価値向上から省力化など、さまざまな形で…続きを読む