経済産業省が6月27日に公表した22年度の企業活動基本調査(確報)で、この時期に加速したコストプッシュインフレの食品業界への影響度が明らかになった。同年度の食料品製造業の売上原価率は79.3%で、コロナ前の19年度に比べ4.4ポイント上昇。世界食料価…続きを読む
経済産業省が発表した5月度の商業動態統計調査速報によると、同月の食品商業販売額は、農畜産物・水産物卸売業9.4%増(3兆5910億円)、食品・飲料卸売業6.5%増(5兆3920億円)、飲食料品小売業1.0%増(4兆0740億円)となり、31ヵ月連続で…続きを読む
23年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、前年に続き3分野いずれも重量ベースで減少した。うちレトルト食品は前年比1.4%減の37万4799tとわずかな減産にとどまったが、缶詰はサバ缶が3割近い減産になるなど、スーパー売場を主体とす…続きを読む
総務省が21日に公表した5月の食料消費者物価指数(相場変動の大きい生鮮食品を除く/20年=100)は115.7となり、前年同月比で3.2%上昇した。上昇率は23年8月のピーク9.2%から連続で縮んでいるものの、10大費目の中では高熱・水道(6.6%上…続きを読む
【北海道発】北海道冷凍食品協会がこのほど発表した「2023年道内冷凍食品生産量」(1~12月)によると、総生産量は19万7745t(前年比2.9%減)。内訳は農産冷食が7万5580t(同7.8%増)、調理冷食10万5587t(同1.4%減)、水産・畜…続きを読む
●新たな目標値検討へ 22年度の食品ロス量は前年比51万t(9.8%)減の472万tと大きく減少し、うち事業系の食品ロス量が43万t(15.4%)減の236万tとなり、政府が掲げる30年度目標の273万tを8年前倒しで達成した。家庭系ロス量も8万t…続きを読む
全国清涼飲料連合会(全清飲)は、清涼飲料業界に携わる活動をサポートする。23年の清涼飲料水生産量・生産者販売金額をまとめた「清涼飲料水統計2024」のデータ版・ダイジェスト版を7日に発刊した。主要な統計データを一部無料で公開することで、飲料業界の指標…続きを読む
総務省の家計調査(全国・2人以上の世帯)によると、4月の1世帯当たりの食料消費支出は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比2.7%減となった。 実質ベースのマイナスは1月以来3ヵ月ぶり。ただし、2月はうるう年の影響を除くとマイナスだったため…続きを読む
食料関連の工場用地の取得が活発だ。経済産業省の工場立地動向調査によると、23年に食料関連業種(食料品および飲料・たばこ・飼料製造業)が新たに取得した工場立地は、件数ベースで前年比16.4%減(122件)と後退したものの、敷地面積ベースでは7.5%増加(…続きを読む
国連食糧農業機関(FAO)が7日に発表した5月の食料価格指数は120.4(前月比1.1ポイント上昇)となり、3ヵ月連続で上昇した(2014~2016年平均=100)。構成5品目の実績は穀物118.7(前月比7.1ポイント上昇)、植物油127.8(同3…続きを読む