猛暑が続いた今夏、英国では野菜入りカクテルが注目の的になった。ロンドンをはじめとする大都市には、このカクテルを味わいたいというグルメが続々とバーに向かった。今回は英国のカクテルのトレンドを紹介する。 砂糖を使わず野菜を使う 野菜入りカクテルといえば、す…続きを読む
タピオカミルクティーは「飲むスイーツ」だからこそ大ブレイクしたと筆者は思っているのだが、その後も「飲むスイーツ」はバリエーションを増やしているようだ。スイーツを、飲むスタイルに変えることへの抵抗感は、Z世代にはほぼなくなっているといっていい。新たなスイ…続きを読む
オランダで人気の「Happen en Trappen」は訳すと「食べて、自転車に乗って」という意味。食べながら自転車に乗るの?…と思われるかもしれないが、実際の内容は「決められたルートを回りながら、ルート内に組み込まれているレストランで食事をし、目的地…続きを読む
パンやパスタ、ケーキなど日本人の食生活にも欠かせない小麦。ところが昨今では、小麦のグルテンがもたらす健康上の問題の増加、また、ロシア・ウクライナ情勢の悪化に伴う世界的な小麦不足による価格高騰と、小麦を取り巻く状況には逆風が吹いている。そうした中、イタリ…続きを読む
夏の風物詩の食べ物といえば、冷やし中華、かき氷、素麺、アイスクリーム、スイカ、トウモロコシ、枝豆、冷奴など。加熱して食べるものもあるが、圧倒的に冷やして食べる食品が多いだろう。しかし近年、暑い時期における温かい食べ物や冬のイメージが強い食べ物の需要が増…続きを読む
食品ロス対策をサポートするビジネス展開が、フランスを含む欧州で活発だ。特に食品加工時に廃棄される部分に着目した商品が増えている。 加工することで付加価値アップ フランス政府は2025年までに食品ロスを半減することを目標に掲げており、世界でいち早く201…続きを読む
あんこの世界が熱い。20~30代の若手経営者の発想力から生まれた新たなブランドから、老舗和菓子店の新商品まで、これまでの概念にとらわれない新しいあんこ菓子が人気となっている。あんこの原型は中国から伝わり、日本でアズキを使用した今のあんこのような形となっ…続きを読む
米国のプラントベースフード市場は2019年の55億ドルから2021年には70億ドル規模に約30%も成長しており、中でもプラントベースミートの売れ行きは大きく伸長している。食肉の供給不足、CO2排出量や水資源使用料の低下など、おいしさ、健康だけでなく、環…続きを読む
世界では、人口増加が続いている。これにより世界的な食料不足と飢餓問題を引き起こすといわれているが、加えて、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などの影響も加わり、現在は世界的に食料供給がうまく回っていない。このまま1人あたりの肉や魚などのタンパク質源の消費…続きを読む
英国のピクニックと言えば、タータンチェックや手作りのサンドイッチを想像してしまう。ピクニックは中世紀に始まり、ビクトリア時代以降、徐々に庶民に広まったと言われている。まさに伝統的なファミリーイベントであるが、ピクニックも時代とともに変化が見られる。現代…続きを読む