関西外食3企業・26年3月期中間決算 外食需要が堅調 増収着地
2025.12.05
【関西発】関西を拠点に飲食事業を展開するSRSホールディングス、王将フードサービス、グルメ杵屋の26年3月期第2四半期決算が出揃った。原材料価格をはじめとするさまざまなコストの上昇が収益を下押しする厳しい経営環境の中、外食需要の堅調な推移や価格改定に…続きを読む
日清オイリオグループの26年3月期第2四半期業績は、油脂・油糧事業におけるコスト環境が悪化する中、節約志向や生活防衛意識の高まりを受けた製品市況の影響で価格改定が想定よりも難航し、全体を押し下げる減益要因となった。また、ホームユースでの販売数量減少、…続きを読む
J-オイルミルズの26年3月期第2四半期連結業績は、業務用油脂の販売重量が増加したが、ミールの販売単価低下などで減収となった。利益面では構造改革を進めたスペシャリティフード事業が収益改善した一方、コスト上昇と価格反映(改定)の遅れにより油脂事業の収益…続きを読む
食品・酒類上場メーカーの25年度第2四半期業績が出揃い、上位30社中18社で減益となり、コスト高による収益圧迫が顕著となった。コメや野菜、魚、鶏卵などの原料高が進み、物流・人件費も膨らんだ。減収企業も30社中9社に上り、値上げ後の消費回復が鈍い。価格…続きを読む
紀文食品の26年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年比2.3%増の488億円、営業利益は4億円の損失、経常利益は8億円の損失、純利益は10億円の損失だった。それでも年末年始など冬季に最需要期を迎えるため、通期では売上高1156億円、営業利益50億…続きを読む
ブルドックソースの26年3月期第2四半期連結決算は、売上高73億7500万円(前年比0.9%増)、営業利益3億0200万円、経常益8億1000万円(同227.3%増)、当期利益20億6900万円となった。国内では米価高騰などの影響から家庭用で「お好み…続きを読む
石光商事の26年3月期第2四半期連結決算は、売上高368億1700万円(前年比22.1%増)、営業利益12億6300万円(同190.7%増)、経常利益10億3700万円(同129.7%増)、中間純利益6億1600万円(同67.2%増)。幅広い食品にお…続きを読む
ヤクルト本社の26年3月期第2四半期連結決算は、売上高2411億円(前年比5.5%減)、営業利益253億円(同25.0%減)、経常利益362億円(同19.9%減)、親会社株主に帰属する中間純利益245億円(同10.8%減)で着地。物価高騰による消費意…続きを読む
エスビー食品の26年3月期第2四半期決算は、国内事業、海外事業共にスパイス&ハーブや香辛調味料などが順調に推移したことで売上高は前年比3.0%増の633億5000万円となった。利益面では原材料価格上昇などによる売上原価率増や販管費の増加で、営業利益は…続きを読む
尾家産業の26年3月期第2四半期連結は「大阪・関西万博の上乗せで計画超え」の売上高644億2600万円(前年比10.5%増)だが、「値上げに苦戦し、同等の伸び率にならなかった」と営業利益19億8300万円(同2.0%増)で着地。単体業績も増収営業増益…続きを読む
明治ホールディングスの26年3月期第2四半期連結決算は、売上高5748億円(前年比1.0%増)、営業利益409億円(同7.8%減)、経常利益416億円(同4.0%減)、純利益214億円(同20.1%減)。売上高は食品、医薬品ともに増収したが計画比では…続きを読む