胃心伝真=悩みと期待
2026.08.21食料品の消費税率が来春から2年間1%に引き下げられる方向だ。食品業界ではおおむね好意的に受け止める一方で、減税直前の3月の大規模な買い控えを懸念する声も少なくない▼ある卸関係者は「期初から分かっていればそれなりの予算を組んでいるが、途中で決まってしま…続きを読む
先日仕事で四国の高知市に出張した際、市内の老舗洋食店で夕食をとり、支払いをしようとしたところ、レジに「クレジットカードが使えない」と掲示していた▼店主によると、7月6日に破産手続きを開始した全東信に加盟しており、先方からは何の連絡もなく、突然カード決…続きを読む
サッカーW杯は現代国際社会の縮図だ。今大会でもそのことを幾度となく実感させられた。とりわけアフリカ代表・カーボベルデの躍進は象徴的な出来事だった▼人口50万人強の同国がアルゼンチンをあと一歩のところまで追い詰めた背景には、戦略的なチーム編成がある。欧…続きを読む
サッカーのワールドカップ北中米大会は「無敵艦隊」スペインの2度目の優勝で幕を閉じた。大会史上初の48ヵ国での開催や決勝でのハーフタイムショーの実施など、新たな試みが注目を集めた大会となった▼カーボベルデなどの初出場国の躍進に胸を躍らせた一方で、色濃く…続きを読む
最近よく聞く「ムリムリ」という言葉。困難を前に諦める姿勢とも取れるし、心身を守る姿勢ともいえる。タイパ重視や過度な負担を避ける現代の労働問題の影と切って捨て、本当に「無理」の壁は超えられないのかと説教じみたことも言えるし、この発言はアウトだなとも思う…続きを読む
植物工場開発のプランテックスが、東京・東雲に新たな拠点を開設した。国の事業に採択され、約12億円の交付を受けて建設されたもので、7月8日の開所式では最新の栽培装置や自動化設備が公開された▼同社は密閉装置内で28種類もの環境条件を精緻に制御する独自技術…続きを読む
個人的なことだが、5月の雨の日、コンビニの床で転び右手の甲を剥離骨折した。軽く済んで助かったが生まれて初めての骨折。取り外し可能な簡易的ギブス生活を3週間過ごした。いまは完治している▼右手がやや不自由な(指は使えた)生活はとても不便で、何気ない行動が…続きを読む
2026年は早くも折り返しの下期に入り、秋冬の棚割りに向けた新商品発表が本格化する。次のヒット商品や市場創出を狙う挑戦的なアイテムを探す楽しみの時期でもある▼ある卸の幹部は「これだけのメーカー数があり、数多くの新商品が季節ごとに出てくるのは日本の文化…続きを読む
“即席カレー”という言葉は長く日本で親しまれてきた。家庭で手軽に食べられるよう小麦粉や調味料などを配合したルウが、即席カレーという名前で一つのジャンルを表してきた▼現在ではパウダータイプのルウや無加水で調理可能なルウなど、時代のニーズに合ったルウが各…続きを読む
名古屋・栄の商業施設「ハエラ(HAERA)」が開業して1ヵ月がたつ。開業直後は注目度の高さから入場制限が設けられた。入場予約が必要な商業施設、名古屋では珍しい。もしかしたら初めてかもしれない▼ハエラは高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の地下2階から…続きを読む
屈指の高付加価値ジャンルとして、食用油市場の成長エンジンであったオリーブオイル。まれにみるレベルで原料環境が大きく悪化し、店頭価格の大幅上昇で生活者離れが発生、24年から現在まで厳しい状況が続く▼オリーブオイルは食用油の「生使い」のパイオニアとして裾…続きを読む