包装もち特集2023

◆包装もち特集:足元好調も9月以降に注目 価格改定、消費者反応を注視

 包装もち業界の22年度は、ほぼ前年度並みとなった。コロナ禍の内食需要の高まりで伸びた市場を、そのまま堅持した格好だ。もちの味や使い勝手の良さが見直されただけでなく、各社の日常食のための提案や、おやつ・鍋物向けなどの商品展開が奏功した形。一方、23年度前半は各社、売上げで前年の伸びを上回る傾向がある。全国餅工業協同組合調べの出荷量も、前年比10%以上伸びている。秋冬の最需要期前とはいえ好調だ。しかし、各社とも楽観はしていない。多くのメーカーが9月1日から価格を改定したためだ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: サトウ食品