北海道産の水煮豆はスープ、サラダ、マリネ、パスタなどに幅広く利用できる
萬藤の21年乾物販売は、得意先の百貨店の地下グロサリー売場や大規模ショッピングセンター、駅ナカ店舗などが50店舗以上閉店となり、同社の売上げに響いた。今年に入ると徐々に店舗が再開し、現在は前年比微減で推移している。
「巣ごもり需要の出だしは備蓄に向いた乾物や麺類が売れた。小麦粉が市中から消え、代替として米粉も好調だった。しかし時間がたつにつれて買いだめ需要も落ち着き、コロナ前と同じ状況になっている。乾物の販売は決して安泰ではない」(蔀浩之社長)とい