野菜・果実飲料特集2024
野菜・果実飲料特集:野菜飲料動向=さらなる回復成長へ注力
野菜飲料市場は、近年、微減が続いたが、23年後半から回復基調(金額ベース)へ向かっている。これをけん引したのがトマトジュースだ。トマトやリコピンへの健康期待や美容ニーズなどから、新規ユーザーを獲得し、好調が続く。この「トマトジュース」に続くべく、大手各社を中心に、「野菜飲料」の「野菜を飲料で、手軽に摂取する」という本質価値に加え、「野菜飲料の明確な価値」や「シーン」を訴求し、さらなる回復、成長へ注力する。
トマトジュースの好調要因をカゴメの西村晋介
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野菜・果実飲料特集2024
飲料野菜・果実(果汁)飲料市場とも厳しい市場環境の中にある。原材料費や輸送費、包材費、エネルギー費などのコスト高騰に加え、進む円安などに対応すべく、各社は価格改定の断行や需要を喚起させる取り組みに注力する。(本吉卓也)
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