野菜・果実飲料特集2024

野菜・果実飲料特集:果実飲料動向=多彩な差別化戦略が定着

飲料 2024.03.29 12735号 11面

 オレンジやリンゴ、ブドウなど幅広いフレーバーを抱える果実飲料は近年、健康感やおいしさなど果実(果物)そのものへの価値の見直しを受ける形で、堅調な需要を獲得。直近22、23年は生産量・販売金額ともに回復・拡大基調に入った。一方、オレンジをはじめとする原料果汁(濃縮還元含む)の高騰・高値推移に加え、コスト環境は依然厳しい。24年も価格適性化が不可欠となる局面が予想される。
 果実飲料は新旧ともにさまざまなブランドが存在し、トレンドであるビタミン配合設計化

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    野菜・果実飲料特集2024

    飲料

     野菜・果実(果汁)飲料市場とも厳しい市場環境の中にある。原材料費や輸送費、包材費、エネルギー費などのコスト高騰に加え、進む円安などに対応すべく、各社は価格改定の断行や需要を喚起させる取り組みに注力する。(本吉卓也)

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