2003年清涼飲料水市場、健闘及ばず1%減か 冷夏とヒット商品不在響く

二〇〇三年の清涼飲料水市場はトータルで前年比一%減の着地見込みだ。記録的な冷夏や突出した新製品の不在、消費環境の悪化などを考慮すれば健闘したといえるが、価格競争による利益減少はメーカー各社の頭を悩ますところだ。話題を振り返ると、花王の特定保健用食品「ヘルシア緑茶」がヒットした。健康機能飲料ブームの中で無糖茶飲料市場での高付加価値健康茶として幅広い層の支持を集め、健康志向の高まりを既存清涼飲料水メーカーに再確認させた。業界再編が進む中でトップメーカーであるコカ・コーラグループは

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介