緑茶特集

緑茶特集:JAかごしま茶業 情勢見据えて販促強化 既存品深掘り推進

飲料 2020.12.14 12159号 09面
有機知覧茶ティーバッグ「絆」

有機知覧茶ティーバッグ「絆」

 JAかごしま茶業の今期推移では、コロナ禍をきっかけにリーフの実績が伸びているという。特に引き合いが目立つのが、600~800円台(100g当たり)の価格帯。ティーバッグと比べ利用が増え、リーフ価値が見直されているのではとみている。同社リーフでの主力ブランドは「知覧茶」シリーズ。徳用サイズでは、「ちらん茶畑 午後3時」で引き合いがあるという。市場全体についてこうしたリーフ需要回復は良い傾向だとみているが、原料価格が一番茶を含め下がっている現状には懸念を示す。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 緑茶特集

    緑茶特集

    飲料

     ●新型コロナ抑制効果も期待 茶業界が需要期を迎えた。リーフ需要の減少分を、PET飲料需要と抹茶を中心とした輸出が下支えする構造もコロナ禍で一変。外出自粛による在宅勤務の拡大や全国規模でのイベント中止といった影響で、オフ […]

    詳細 >