凍結乾燥食品特集2023

凍結乾燥食品特集:九州地区=コスト課題、依然根強く 秘めた価値をどう高めるか

総合 2023.10.04 12656号 10面

 フリーズドライ(FD)業界動向として、昨年に比べ価格改定が浸透してきたこともあり、売上げベースでは前年に比べプラスが出ている。一方で円安基調は根強く、人件費も上がっていく現状は続く。さらに、FD製造には、稼働に特に多くの電力エネルギーを要しそこにかかるコストの負担も大きい。
 加えて、大きなコスト課題が存在するのが、生産設備のメンテナンス場面。かつてに比べて、メンテナンスに必要なベテラン技術者が減少。それによりメンテナンス委託時にかかる人件費も高騰。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 凍結乾燥食品特集2023

    総合

     凍結乾燥(以下FD)食品の昨年度は日本凍結乾燥食品工業会の生産量調査によると、素材製品群が前年比6.1%減の7587.5tとなったものの、成型食品群が同2.7%増の6億7201万食と伸長した。FD食品は近年、家庭用にお […]

    詳細 >