糖質最前線バランス食特集2026

糖質最前線バランス食特集:東北大・東洋ライス共同研究 玄米食が高齢者の認知機能改善

瀧靖之東北大学教授

瀧靖之東北大学教授

介入前後の玄米摂取群と白米摂取群のFAB得点の推移を表したグラフ。玄米摂取群では介入前後で統計的に意味のある得点の増加が認められた一方で、白米摂取群では統計的に意味のある得点の変化は認められなかった

介入前後の玄米摂取群と白米摂取群のFAB得点の推移を表したグラフ。玄米摂取群では介入前後で統計的に意味のある得点の増加が認められた一方で、白米摂取群では統計的に意味のある得点の変化は認められなかった

 認知症のない高齢者を対象にした認知機能に関する研究で、玄米と白米摂取を比較する6ヵ月間の介入試験を通じて、週4食という現実的な摂取頻度にかかわらず、玄米食の効果が検証された。玄米摂取群では、遂行機能(目標に向かって行動コントロールする認知機能の総称)を評価するFAB(遂行機能を簡便に評価するための神経心理検査)の合計得点が優位に改善し、白米摂取群では改善が見られなかった。この研究で、主食の一部を玄米に置き換えるだけで、認知機能を改善する可能性が示された。(佐藤路登世)

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