塩特集2024
塩特集：日本海水 「藻塩」瀬戸内産原料強み
国内製塩最大手の日本海水は、赤穂工場（兵庫県）と讃岐工場（香川県）の2拠点で業務用・家庭用ともに多彩なラインアップの塩を提供している。
業務用塩は規制緩和による外食需要の回復などで堅調に推移しているが、コロナ禍前の完全な回復には至っていない。さらに不作・不漁の影響を受け、梅・水産物など使用量が多い1次加工用の動きが鈍化傾向にある。
家庭用塩では、新商品とリニューアルによるアイテム強化でてこ入れを行う。10月から発売する新商
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塩特集2024
調味人口減少や健康ブームに伴う消費量減少に歯止めが利かない塩業界では、製造コストの増大と市場の縮小に苦心している。24年は全国的な梅の不作による影響を受け、生活用塩の大幅な売上げ減が各社で見込まれている。（志賀愛美）
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