全国味噌特集
全国味噌特集:四国地区動向=差別化商材の開発・育成に注力
四国では、徳島県の19年1~6月の実出荷量(全国味噌工業協同組合連合会調べ)は、前年比0.4%減の3194t。出荷量は年々減少傾向にあるが、四国4県の中では圧倒的に多い。県内は特産の御前味噌を中心に地元味噌の消費割合が高い。かねこみそ、ヤマク食品の2大手が地元シェアの大半を占め、県外への出荷も多い。両社とも主力の御膳味噌を中心に差別化商品の開発・育成を重視。独自性の強い商品開発に積極的に取組み、存在感を強めている。(徳永清誠)