シン・グローバリゼーション ~日本の課題と挑戦~(4)輸入加工食品原材料
●2ヵ月に一度の値上げ
報道で価格改定のニュースを見るたびに、栄養価と物価の優等生である卵の価格が頭に浮かぶ。夏の暑い時期やゴールデンウイーク、年末年始には決まって、新聞折り込みに“卵1パック”の価格が大きく載る。定点観測に訪れる海外のグロサリーストアではオーガニック、ケージフリー(柵なし)などが重要視されて、実勢価格は日本の約6倍(1パック1000円強)だ。米国では、パンデミック前から平均3倍の価格上昇だった。また卵に限らず、世界情勢の変化で食品
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