ふりかけ・お茶漬け特集2023

ふりかけ・お茶漬け特集:お茶漬け 特需なくすも内実進展

 お茶漬け市場は23年3月期、前年比2%減の176億円で着地したとみられて、一服感が漂う。2年連続で縮小し、コロナ特需をとらえた21年の貯金を使った。規模はコロナ前にほぼ戻ったが、内実は進展。子育て世帯の商品喚起を果たし、市場規模の持続を確かなものにしている。
 市場は永谷園が8割以上のシェアを有してけん引。コロナ対策の内食増を着実にとらえ、以後の反落を緩やかにしたのが永谷園の「めざまし茶づけ」企画。小学生をはじめとした子どもが、朝食に実用している価値

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