野菜・野菜加工特集2024
健康志向が高まる中、日本人は野菜摂取を重視する一方、時短調理や家族構成人数の減少などで、将来的なカット野菜の市場拡大が見込まれている。(佐藤路登世)
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◆野菜・野菜加工特集:成長見込まれるカット野菜 節約志向強まるも健康情報には…
生鮮食品 特集 2024.09.09健康志向が高まる中、日本人は野菜摂取を重視する一方、時短調理や家族構成人数の減少などで、将来的なカット野菜の市場拡大が見込まれている。そこでフードニアグループは、西日本でナンバーワンシェア達成を目指し、積極的に設備投資を行っている。東日本では、宮城県…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 「野菜の日」で調査 強まる生活防衛
生鮮食品 特集 2024.09.09タキイ種苗が8月31日の「野菜の日」に合わせて実施する「野菜と家庭菜園に関する調査」の結果では、野菜不足を自覚する人は3割以上。要因では「野菜の値段が高いから」が増え、選ぶ際に重視することも「価格の安さ」が「新鮮さ」を抜き首位となるなど、野菜の価値を…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:フードニア 西日本一のカット野菜メーカーへ
生鮮食品 特集 2024.09.09●前期売上成長率30% 岡山に第4工場計画始動 西日本ナンバーワンカット野菜メーカーを目指すフードニアグループの成長速度が加速している。2012年の創業以降、西日本のSM、DgSにカット野菜や惣菜を提供し、3工場を6年で開設、日本農業への危機感から…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:カゴメ 高リコピン注力奏功 健康付加価値型成長へ
生鮮食品 特集 2024.09.09カゴメの生鮮野菜事業は、同社の強みを生かした「高リコピントマト」や機能性表示食品の「高GABAトマト」などの「健康付加価値型トマト」の成長拡大に取り組む。中玉トマトやミニトマトの喫食者の拡大や需要創造を図る。 「ベビーリーフ」では、「洗浄済ベビーリ…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:エスビー食品 単品ハーブに新潮流 家庭・業務用とも好調
生鮮食品 特集 2024.09.09エスビー食品の昨年度の生鮮ハーブ事業は、家庭用、業務用ともに好調に推移し全体でも前年比約3%伸長した。今期に入っても、その好調は持続しており、さらなる伸長が期待される。 単品ハーブでは「バジル」「パクチー」「スペアミント」に次ぐ製品として「イタリア…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:サラダクラブ 加速させる汎用訴求 生食にも加熱にも好適
生鮮食品 特集 2024.09.09サラダクラブは、市販用パッケージサラダ市場で約2割のシェアを有するトップメーカー。原料野菜は、約400の産地団体から調達しており、青果分野における国内農工連携のリーダー的なポジションにある。 今期(24年11月期)上期累計の売上高は前年比5%増と好…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:舞台ファーム シャキッとした食感 「ホワイトセロリ」発売
生鮮食品 特集 2024.09.09舞台ファームが今夏、新発売した「ホワイトセロリミックス」は、希少なホワイトセロリのさわやかな香りが一度食べたら癖になるオリジナルカットサラダだ。軟らかいリーフレタスをベースとし、ホワイトセロリや根菜のシャキシャキとした食感が楽しめる。 イチオシの食…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:三和食品 国産原料にこだわり 高付加価値化で存在感
生鮮食品 特集 2024.09.09三和食品のカットネギや大根おろし、とろろなどを主体とする野菜加工事業は国産へのこだわりなどで堅調な業績となっている。特にカットネギと大根おろしが好調に推移した。カットネギは「青ねぎスライス」が大手外食企業でのエリア拡大で大きく伸長し、白ネギと青ネギの…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 猛暑に強い「桃太郎」 10年かけて新品種開発
生鮮食品 特集 2024.09.09タキイ種苗は、ブランドトマトの先駆け「桃太郎」シリーズに今年、「桃太郎ブライト」「桃太郎みなみ」の新2品種を同時発表した。 1985年に登場した「桃太郎」は甘みと酸味、抜群の食味を持つ完熟硬玉トマトとして市場でも圧倒的人気を誇るが、同社では生育時期…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:トキタ種苗 人気の「カリフローレ」 紫色バージョン期待
生鮮食品 特集 2024.09.09トキタ種苗は、従来日本で流通していなかった新たな野菜の品種を開発する中で、日本初のイタリア野菜「グストイタリア」プロジェクトは有名。イタリアに子会社を持つ種苗メーカーの同社が、日本に合うように品種改良し、生産・流通・消費現場への一貫した情報提供によっ…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:こと京都 九条ネギ極薄カット 「肉葱」売場展開に成功
生鮮食品 特集 2024.09.09九条ネギを生産、加工販売する農業生産法人のこと京都が、東日本のSMで売場を広げている。甘くて風味の良い九条ネギの極薄1mmカットの「肉葱」は精肉、惣菜、カット野菜の3部門横断型売場展開に成功。青ネギを食べる習慣のなかった東日本で食べ方提案に努めた成果…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:JAいずみの 「泉州きくな」認知へ 万博で世界にアピール
生鮮食品 特集 2024.09.09日持ちのしない軟弱野菜の産地は、都市近郊に多く、大阪府のいずみの農業協同組合でも、軟弱蔬菜生産出荷組合を結成し生産振興を図っている。うち、府内生産量が全国第2位を誇る春菊は、古来から管内で栽培されており、特に最近では、水ナスを生産するハウスの後作とし…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:村上農園 ブロッコリースプラウト 「超硫黄分子」で注目
生鮮食品 特集 2024.09.09スプラウト最大手の村上農園は、ブロッコリーの専用品種を3日間発芽させた新芽「ブロッコリースーパースプラウト」や「ブロッコリースプラウト200」が強み。 有用成分スルフォラファンが成熟ブロッコリーと比べ、スーパースプラウトで20倍以上、スプラウト20…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:兼松 アップサイクル食材「ぐるりこ」 社内カフェメニュー…
生鮮食品 特集 2024.09.09大手企業の社員食堂でも8月31日の「野菜の日」を意識した取り組みを行っている。兼松は兼松食品と共同で、この日に合わせた従業員の野菜摂取量増加と、サステナビリティへの意識向上や環境負荷を減らす商品の販売促進を目的に、廃棄野菜を加熱・乾燥してアップサイク…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:JA京都やましろ マーケットイン戦略で販売力強化
生鮮食品 特集 2024.09.09●九条ネギへの注力が奏功 京野菜のメッカ・京都やましろ農業協同組合(JA京都やましろ)。800年来続く宇治茶の産地でもあり、恵まれた環境にある。だが他地域同様、基幹的農業従事者と耕作面積が減少する中、法人化に代表される規模拡大が進む一方、高齢化に伴…続きを読む