鏡もち特集2024
鏡もち業界では昨シーズン、業界を挙げて10月末に受注締め日を設定し、多くのメーカーが結果に手応えを感じた1年となった。過剰生産によるロスの削減はもちろん、余計な在庫を抱えずに済んだことによるメリットも小さくはなかったようだ。今シーズンは、より精度の高い受発注を目指す動きもある。一方、大手を中心に化粧箱やお飾りの脱プラスチック、簡略化などの動きが加速している。そうした環境配慮への取り組みが、正月飾りとしてより見栄えの良い華やかな商品を求める流通関係者や消費者にどれだけ理解を得られるかが、今シーズンの鍵になりそうだ。（細山真一）
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◆鏡もち特集：受注締め日設定に手応え 過剰生産・ロス削減へ
農産加工 2024.10.21鏡もち業界では昨シーズン、業界を挙げて10月末に受注締め日を設定し、多くのメーカーが結果に手応えを感じた1年となった。過剰生産によるロスの削減はもちろん、余計な在庫を抱えずに済んだことによるメリットも小さくはなかったようだ。今シーズンは、より精度の高…続きを読む
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鏡もち特集：2023年の販売動向 コスト減で収益性改善
農産加工 2024.10.21全国餅工業協同組合が集計した23年（23年4月～24年3月）の鏡もち生産量は、約3800tで前年を4.2％上回った。しかし、各社の動向を見る限りでは、数量ベースでは前年を下回るところも多い。金額ベースでは、各社の価格改定があったのにもかかわらず、本紙…続きを読む
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鏡もち特集：2024年の年末商戦 「脱プラ」「減容化」加速
農産加工 2024.10.21今シーズンは、「脱プラスチック」「減容化」がキーワードになる。近年、環境配慮の観点から各社が少しずつ取り組んできたが、図らずとも今シーズンは各社がそれぞれ大きく前進させてきた。背景にあるのは、お飾りの製造費高騰をはじめ、生産コストの上昇、加えて顕在化…続きを読む
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鏡もち特集：越後製菓 フィギュア付き2桁増
農産加工 2024.10.21鏡もちトップシェアの越後製菓は、引き続きサイズ感や価格帯が手頃な5号、10号を主力に展開する。「ねんドル」として子どもたちに人気の岡田ひとみ氏監修のフィギュア付き商品「越後のかわいい鏡もち」シリーズは2桁伸長を続けており、今年は200万個の大台を目指…続きを読む
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鏡もち特集：サトウ食品 紙包装の「小飾り」拡充
農産加工 2024.10.21サトウ食品は今シーズン、商品の仕様を変更し、脱プラスチック、アルミ箔廃止、化粧箱の減容化を大きく進める。脱プラのため、化粧箱のプラスチック窓を廃止、お飾りの橙（だいだい）を紙製に変更するなど、古来から続く鏡もち文化を将来につなげていくため、環境配慮や…続きを読む
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鏡もち特集：うさぎもち インテリア鏡もち好調
農産加工 2024.10.21サトウ食品グループのうさぎもちは、今シーズンも主力「簡単お飾り」シリーズの小サイズ商品やマスコットなどのついたディスプレー重視の「インテリア鏡餅」、同社ならではの「あんこ餅入りお鏡餅」シリーズなどニーズの高い商品を中心に展開していく。また、小飾りの包…続きを読む
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鏡もち特集：前原製粉 環境配慮型商品を強化
農産加工 2024.10.21前原製粉は今期、環境負荷軽減に配慮した製品設計の見直しを強化している。脱炭素化に対する取り組みとして、透明フィルムを張り付けた窓付き化粧箱の使用を廃止。食品廃棄ロス削減の観点から、食べずに捨てられる傾向にある中身充填（じゅうてん）タイプの鏡もちの終売…続きを読む
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鏡もち特集：マルシン食品 華やか干支マスコット
農産加工 2024.10.21マルシン食品の今シーズンの鏡もちラインアップは、華やかな干支マスコット付き商品以外は昨シーズンを踏襲する。市場が緩やかに縮小する中、新規取引先増や価格改定により金額・数量ともに好調に推移した昨シーズン並みを目指していきたい考えだ。 売れ筋商品のダウ…続きを読む
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鏡もち特集：たいまつ食品 「謹賀新年」シリーズを購入後組み立てに刷新
農産加工 2024.10.21たいまつ食品は今シーズン、組み立て済み商品だった「謹賀新年」シリーズを、購入後に組み立てるタイプに刷新。化粧箱の減容化を進める。また小型サイズは上下一体型に根強い人気がある中でも、市場のニーズに合わせて徐々に個包装の小もち入りにシフト。招き猫のフィギ…続きを読む
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鏡もち特集：越の舞本舗 モダンな「結餅」に注力
農産加工 2024.10.21阿部幸製菓グループの越の舞本舗は、21年に発売した「結餅（むすびもち）」シリーズに力を入れる。現代的な住空間にマッチするモダンデザインが人気のシリーズで、今シーズンはゴールドカラーが目を引く「結餅 Hikari」を発売。国産もち米粉を使った一層華やか…続きを読む
